韓国、首相(国務総理)も民間人に演説文を書いてもらっていた?

朴槿恵大統領の「国政壟断」騒ぎの発端は、朴大統領が行う予定の国政演説の内容をチェ・スンシル(崔順実)氏に見せ、その内容の一部を修正してもらったことでした。いわゆる「チェ・スンシル・ゲート」はそれだけではありませんでしたが、最初はそれが大きな話題になりました。

そのときに問題になったのが、「大統領が重要な演説の内容を民間人に事前に見せ、内容を修正してもらっていいのか」というものでした。

・・ですが、イ・ナクヨン(李洛淵)総理もまた、演説内容を「文在寅氏と親密な関係にある某放送作家」に見せ、書いてもらっているという主張が出てきました。去年12月から12回、1000万ウォン近くを支給したとか。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

自由韓国党のシム・ジェチョル議員によると、

シム議員は「パク・クネ大統領の場合は、資格のない民間人チェ・スンシル氏が大統領演説文の作成に参加したことが発端となって、最終的にパク・クネ大統領が弾劾まで至った。イ・ナクヨン総理の演説文の作成に民間人が参加したのは問題だ」としながら、

イ・ナクヨン総理は(総理の演説などには諮問役をする機関や人が指定されていますが、それ以外の)放送作家に演説内容を書いてもらって、「ドラマの台本を読み上げていたようなものだ」としています。

https://news.v.daum.net/v/20181004151955069

https://news.v.daum.net/v/20181004154327419

 

泣きたい時は泣いていいよん・・・という冗談はさておき、本題は↓の部分となります。

朴槿恵氏の時は、保守側が「民間人に諮問をお願いしたのは問題ない」としていました。進歩(左派)側は「国家の重要な資料が民間人に露出された」としていました。

今回は保守側が(この件を扱った朝鮮日報などで)「国家の重要な資料が民間人に露出された」としていて、進歩側が「諮問に聞いただけだから問題ない」としています。

わかりやすいというべきか、わからないというべきか。それとも「わかりたくない」というべきか。微妙です。

 

 

 

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