「没落する国の条件」

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朝鮮日報の「没落する国の条件」という記事を、メイン趣旨の部分(最初と最後)だけ、部分引用してみます。

<戦略の出発は「ここがどこで、今がいつなのか」を正確に知ることだ。前者が「地理感覚」であり、後者が「歴史感覚」である。相手を正しく知ることも、己を正しく知ることも、この二つの上で可能である。歴史は、地理感覚と歴史感覚を失った国々の墓場である・・

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・・韓国の学校では、19世紀末の帝国主義国家が北東アジアで行った不安な競争の犠牲者が朝鮮だと教える。それは真実の半分である。ある歴史家は「外部勢力に対抗して、自分自身を守ることができなかった朝鮮の無能さが北東アジアの不安要因だった」とした。残りの半分の真実はそこにあるかもしれない。

危機の本質は、「地理感覚」と「歴史感覚」を失って、政府を市民団体のように運営する指導者と、国民の相当数がそれに迎合する現実である。聞きたくないだろうけど真実は真実である>

https://news.v.daum.net/v/20181123234424039

 

「政府を市民団体のように運営していて、国民がそれに迎合する」というのは、本当に現状をうまく表していると思います。

ただ、朝鮮の存在が「半分被害者」という見方には、私は同意できません。朝鮮は、当時、日本を含めた世界そのものに対する、「加害者」でした。単に無力なだけなら被害者という側面もあったでしょうが、そういう次元の話ではありません。あまりにも無能すぎました。見れば見えたはずのものを見ず、聞こうとすれば聞こえたはずのものを聞かず、言わなければよかったことばかり言いました。

 

私が朴正煕氏について評価している部分は、「時代の流れが読めた」ことです。彼は有能な政治家ではありませんでした。独裁者でした。韓国の保守右派は、彼を過大評価しすぎです。でも、時代の流れが読めたおかげで、それが能動的なものだろうと受動的なものだろうと、韓国という国を国際社会に復帰させることができました。そのもっとも核心となる実績が、日本と外交関係を結んだことだと、私は思っています。それが無かったなら、いまでも「韓米同盟」以外に韓国が国際社会に進出することは無かったでしょう。

それすらも、もはや「親日反民族行為」になってしまいましたが。

 

 

 

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