韓国シンクタンク「来年、韓国は米国と北朝鮮のどちらかを選ばなければならないだろう」

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韓国のシンクタンクとしてはかなりの大手となる峨山(アサン)製作研究院が、「来年、韓国は米国と北朝鮮の中で、どちらかを選ばなければならないだろう」という報告書を出しました。

いまさら、な気もしますが・・聯合ニュースの記事から、部分引用します。

<外交・安保中心の民間シンクタンクであるアサン政策研究院は、19日発表した「2019国際情勢の展望」報告書にて・・「韓国、北朝鮮、米国は対話を続けるだろうけど、非核化の手順と内容に関する疑問は続くだろう。この過程で韓国政府は、北朝鮮の交流協力拡大要求と米国の制裁遵守要求の間で、かなりの圧迫を受けるだろう」と予想した・・

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・・研究院はまた「ムン・ジェイン政府は、韓米共助を形式的に続け、北朝鮮の機嫌取りを試みるだろけど、北朝鮮の不満が大きく表出される場合、北朝鮮と米国の間で、選択の瞬間を迎えることになるだろう」とし「韓米同盟の運命も選択の岐路に立つだろう」と展望した・・>

https://news.v.daum.net/v/20181219114635050

 

基本的には「イマサラ」な内容ですが、「韓米同盟の運命が決まる」のは確かに気になるところです。

韓国人は(文在寅氏の考えは違うかもしれませんが)、なぜか米国が朝鮮半島の平和路線に積極的に賛成していて、韓米同盟もそれを望んでいると信じ込んでいます。だから「北朝鮮と平和路線を続けても、韓米同盟にはなんの問題もない」としています。毎日のように「米国は制裁を続ける」というニュースが流れているのに、なぜこんな認識になるのか、理解に苦しむ話です。

「考えるな。後頭部で感じろ」と書けば合ってるようなそうでもないような・・

 

個人的に、2020年前にも可能だと言われている、戦時作戦統制権の譲渡が気になります。それは韓米同盟の大きな「分かれ道」になり、韓国の安保政策を根本的に揺るがすことになるでしょう。

強いて言えば、もし後で保守右派大統領が現れたとしても、北朝鮮に対する強硬路線を取るのは難しくなります。外交と安保を別々に考えることはできないでしょう。

それでも、韓国社会はなんの危機感も見出さないでしょう。むしろ、北朝鮮の核が韓国(高麗連邦?)の所有になると喜ぶのではないでしょうか。「韓国が北朝鮮の核の所有になる」という現実には気づかないで。

 

 

 

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