北朝鮮、「核保有国」としての論理を展開か

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今日、本ブログでも紹介しましたが、金委員長の新年辞。

その内容について、「北朝鮮が、核保有国としての論理を展開している」という指摘があったので、該当内容をエントリーします。

新年辞で金委員長が「核兵器をこれ以上生産しない」と話した点で、韓国では肯定的に捉える動きもありますが、それは相手を惑わす表現に過ぎず、実は核保有国と同じ理論だというのです。聯合ニュースからです。

 

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<・・金委員長が核の申告(※米国側への核兵器保有現状報告)と検証など決定的な追加非核化措置は言及せず、核兵器を追加で生産・試験または伝播しないという言及にとどまっことは、典型的な「核保有国」の論理と似ているという指摘もある。

つまり、すでに一昨年11月に「国家の核武力完成」を宣言した状況で、制裁緩和など相応の措置を米国が提供しない場合、現在北朝鮮が保有している核だけは譲歩する意思がないと明らかにしたものである。

シン・ボムチョルアサン政策研究院安保統一センター長は「北朝鮮は、米朝対話において、核保有国の地位を固めようとしている」、「特に核兵器の製造・使用・移転反対は核保有国の義務であり、この点を強調している」と解釈した。

 

また、「核兵器を生産していない」という表現自体を詳しく見てみる必要があるとの意見もある。金委員長の言及が、ウラン濃縮と寧辺の黒鉛減速炉の稼働など、核物質の生産作業をすべて中止するという意味か、それとも高濃縮ウラニウム(HEU)と兵器級プルトニウム(Pu)のような核兵器の原料を生産しないという意味か、それとも単に核爆発装置や運搬システムと結合しないという意味なのか、厳密な評価が必要であるというのだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20190101154354449?rcmd=rn

 

北朝鮮が、核保有国としての地位を要求しているという意見は前からありました。今回も、「これからの核をやめるから、それだけで対価を支払え(これまでの核を諦めることはしない)」と要求しているだけでしょう。

 

 

 

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