KBSも「日韓軍事情報保護協定」を取り上げる

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レーダー照射の件で、日韓軍事情報協定を破棄すべきだとする主張が広がっています。

三日前、韓国のCBSノーカット放送が「GSOMIA(軍事情報保護協定)を再検討すべきだ」という主張を報道しました。本ブログでもエントリーしました

そして今日、日本でいうとNHKのような立場の放送局(受信料など)であるKBSもまた、「GSOMIAは重大な疑問を提起されるだろう」と報道しました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

かなり長いので気になった3ヶ所だけ引用します。

<・・日本政府は、一方的な主張を存分に更新しつつある。論理と根拠資料のオ説得力の無さは、すでに問題でもないようだ・・

・・「自衛隊哨戒機の異例低空飛行で脅威を感じた」とする韓国側の対応は、あまりにも紳士的だとでも言おうか? 日本側の挑発的主張に対する韓国政府の対応は、忍耐と礼儀が行き過ぎでいるのではないかとの疑問も提起されている・・

・・日本は前から韓米日軍事同盟、さらに韓日軍事同盟に関心が高かった。これは軍備分担に強い興味を持つアメリカの関心事でもある。日本と関連した軍事同盟の拡大は、必然的に、自衛隊の外側への拡大につながる。軍事同盟は、相互信頼を前提に形成されるものである。ところが信頼を狙撃する攻撃の引き金を日本が引いた。付け加えると、哨戒機の葛藤に両国間の軍事的信頼が事実上の床を見せた状態で「韓日軍事情報保護協定」、事実上の「軍事情報共有協定」の持続可能性にも、近いうちに試験台に上がることになるだろう>

https://news.v.daum.net/v/20190120100411419

 

記事は最初から最後まで「日本は韓国との軍事同盟を望んでいる」を前提にして、韓国が日本と軍事同盟から遠ざかるほど日本が困る(だからGSOMIAも持続する必要は無い)という論調になっています。

日本が韓国と軍事同盟を望んでいる・・・というのは、違います。「米国が望んでいた」というならまだわかりますが。日本がそれを強く望んでいたなら、すでに三国同盟の話が何度も議論されたはずですが、そうではありません。軍事政権の頃からずっと三「角」同盟のままです。

 

前々から指摘してきた、「反日は迂回的な反米になる」という構図。

結局、今回の件でGSOMIAを持ち出す意見は、日本を困らせるというより、米国を困らせる(結果的には北朝鮮を助ける)ことを狙っていると見るべきでしょう。

また個人的に、この件がGSOMIAの破棄に繋がるなら、日本としても悪いことではないと思っています。情報を共有する必要があるなら、米軍を介してのやり取りが望ましいでしょう。

 

 

 

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