トランプ大統領、米朝首脳会談で「在韓米軍」カードを使うのか

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2回目の米朝首脳会談がまた話題になり、「トランプ大統領が在韓米軍の撤収(全面撤収ではないにせよ、減縮または撤収に準ずる動き)を持ち出すのではないか」という記事も増えました。

東亜日報から部分引用してみます。

 

<ハリーハリス駐韓米国大使が、昨年12月末、チョン・ウィヨン国家安全保障室長に「韓米相互防衛条約は、他の方法で実施することもできる」と言ったのは、防衛費分担金の増額を圧迫するためのものである。外交家たちは、2次米朝首脳会談を控え、北朝鮮の非核化措置とそれに相応した措置を検討している敏感な状況から出てきた発言であるだけに、注視している。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

すぐに在韓米軍の規模まではしなくても、北朝鮮に出す補償オプションの一つとして、在韓米軍の減縮というカードを考慮できると、韓国政府に示したのではないのかという解釈も出ている・・

・・いままで「安保無賃乗車論」を強調してきたドナルド・トランプ米大統領には、在韓米軍の減縮は、韓国を飼いならすと同時に、北朝鮮の非核化を誘導できる一石二鳥のカードだ。

ワシントンポスト(WP)は20日(現地時間)、「在韓米軍減縮は、金正恩国務委員長には間接的な贈り物になるだろうし、米国が北朝鮮の核交渉の過程で使用できる最も重要なカード」とした。それとともに「トランプ大統領は韓国の分担金の増額に没頭しており、過去には考えられなかった決定をすることもできる」と予想した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190122030026679

 

しかし、大統領府としては「米国側の防衛費分担要求に応じると、支持層が離れてしまう」というジレンマに陥っている、とのことです(記事本文より)。

個人的に、本当に在韓米軍の話が出てくるかどうかまではわかりませんが(その前に、米朝首脳会談そのものが不確かでもありますし)、「いままでできなかった決定ができるようになった」という観測には同意しています。

私もまた、いままでは在韓米軍減縮(部分的な撤収)の話を聞くと「まだそれは無い」と思っていましたが、最近は「あるかも」と思うようになりましたので。

そう考えると、「今まで出来なかった決定ができるようになった(かもしれない)」理由は、トランプ氏ではなく韓国にあると見るべきでしょう。

 

 

 

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