従韓、知韓になる

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この前、韓国を「異常」なまでに褒めまくっていると紹介したエントリーがありましたが・・絵に描いたような「従韓派」、マイケル・ブリーンという人がいます。

そんな彼を一気に「知韓、韓国で言う嫌韓」に変えた出来事が、あのろうそくデモと朴槿恵大統領の弾劾でした。あのときからマイケル・ブリーン氏は韓国の民主主義を大いに疑うようになり、韓国社会に持っていた不信もまた、前より強い論調で述べるようになりました。

いつだったか、ろうそくデモを非難する彼のことが韓国のネットで叩かれるのを見て、私は「叩く人たちは、この人が(上にリンクしたエントリーで紹介した)あの『韓国人は偉い』コピペの著者だとわかっているのかな?」と、プッと笑ってしまったことがあります。

そんな彼が、新しい本を出版しました。「新しい韓国人」という題です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

専門書評家が、本のレビューを書きながら「国内に居住する外国人たちが書いた他の本のように韓国を全的に褒めるものではないので、読んでいて怒るかもしれない」と注意書きをする、そんな内容です。

本を読んだわけではないので(読む予定もありません)、本エントリーは本そのものの評価ではありませんが、紹介されている文章の中で、「暴民政治」という言葉が気になりました。一般的には「愚民政治」と言いますが、ニュアンス的に暴民のほうが合っています。

 

<・・韓国では「国民情緒」という概念が異例の力を持っている。国民感情は、民主韓国の神である。国民情緒は暴民政治を避けるために、檻に閉じ込めなければならないケダモノである・・>

http://www.econovill.com/news/articleView.html?idxno=356587

 

獣が暴れたところで、得をするのは誰でしょうか?その獣が得をするわけではありません。獣を街に解き放ったものが得をします。

誰がケダモノを解き放つのか?

さぁ。どうでしょう。大統領でもなければ議会でもなく、少なくとも「国家」と呼べる形をなした存在ではないのは確かです。市民団体のような、「国家」よりはずっと狭い、偏屈な、多様性に欠ける、そんな組織だと見たほうがいいでしょう。

民主主義も社会主義も、全ての主義主張というものは、とりあえず国家を維持することを1つの目標としなければなりません。

でも、この獣が存在するかぎり、民主主義か社会主義かを論ずる以前の問題になってしまいます。「国家と呼べるほどの複雑な集合体が維持できるのか」という、根本的な問題です。

 

 

 

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