韓国、予備軍法違反者に無罪・・宗教とは関係なく「自分の信念」だけで

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さて、この前、「良心」による兵役拒否が認められたというエントリーがありましたが・・

兵役ではなく予備軍訓練ですが、宗教や信仰とは関係なく、自分の「信念」による予備軍訓練拒否が、また裁判で認められました(無罪判決)。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<良心的兵役拒否者に対する最高裁の無罪判決の後、良心的予備軍訓練拒否の裁判所でも無罪判決が相次いでいる・・

・・他人の命を奪う軍事訓練に参加することができない信念に基づいて予備軍訓練を拒否した疑い(予備軍法違反など)で起訴されたク某(28)氏に、14日、無罪が宣告された・・

・・判決文は「予備軍法上、良心によって予備軍訓練を拒否したのは『正当な事由』であり、兵役法上良心的兵役拒否の『正当な事由(※兵役拒否者判決のときのもの)』と同じ趣旨であると見なければならない」、「ここで良心とは、確固たるもので、嘘がなく、真実なものでなければならない」と述べた。

ク氏は2013年2月軍除隊(※兵役終了のこと)の後、予備軍に編入されたが、2016年11月から昨年4月まで11回にわたって予備軍訓練などに出席しなかったことで起訴された。ク氏はこれに「他人の命を奪う戦争のための軍事訓練に参加することができない信念に基づくものである」と主張した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190219170604027

 

韓国人男性は、兵役を終えてから6年間は予備軍訓練を、それからも40歳になるまでは民防衛教育を受けなければなりません。

民防衛教育は「恥韓論」の頃、旧ブログでも2~3回書いたことがありますが、皆さん、覚えておられますか?懐かしいですね。

 

いまは装備の老朽化で、一部の地域(安保上、予備軍訓練がかなり本格的に行われる地域があります)でないとほとんど意味が無くなった感もありますが・・

一時は、「北朝鮮の武装スパイによる韓国内の破壊活動をもっとも萎縮させたのは、韓国の予備軍の存在」と言われました。その言葉が本当かどうかはわかりませんが、武装スパイが現れたとなると、その地域の、兵役で軍事訓練を受けた20~30代の男全員が武器を手にして捜索作業に動員されるわけですから、武装スパイからするとたしかに厄介な存在だったのでしょう。70~80年代の話ですけど。

 

とにかく、その予備軍訓練を拒否し、それでも無罪になった今回の件ですが、特筆すべきは、「自分の信念」です。宗教ではなく、自分自身の信念。

良心、信念、真実、嘘が無い・・良い言葉なのに、なんでこうも幼稚に聞こえてしまうのでしょうか。

記事のク氏は、家庭内暴力を経験したことと、「ヘリから銃を乱射する動画」を見て衝撃を受け、軍事訓練に参加しない「信念」を得たとのことですが・・

これで、韓国で「兵役や予備軍などを正常的に済ませた人は、「良心」が無い人か、それとも「信念」がない人かのどちらかになってしまいます。

 

 

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