文大統領、金錬鐵氏を統一部長官に「強行」任命か

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まだ任命が終わったわけではない(まだ「長官候補者」)ですが・・文大統領、どうやらあのキム・ヨンチョル氏を統一部長官に任命する構えのようです。「制裁無用論」のあの人です。

長官は、大統領が候補を指名(内定)→国会であんなことやこんなことを聞いてみる(聴聞会)→国会同意で正式に任命になります。しかし、国会同意無しに大統領が強行任命することもできます。

実際、文大統領は長官を強行任命したことがあります(積弊とされる朴槿恵大統領のときにも、強行任命はありませんでした)。

 

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長官候補7人のうち、2人が国会であんなことやこんなことをされ、あっさり無かった(いなかった)ことになりました。1人は候補指名撤回。1人は自らやめました。

あの文大統領(大統領府)にしては素直な展開だな~な感じですが、実はこれ、「残りの5人は絶対長官にする」という意味だと分析されている、とのことでして。

ノーカットニュースは「大統領府、2人の落馬にも残りは任命を強行の流れ・・政局の冷却は避けられず」という記事で、こう書いています。

<文在寅大統領が指名した長官候補者7人のうち2人が途中で落馬した。

大統領府は、残りの候補者は、そのまま長官に任命する流れを決めたが、野党の攻勢の水位はさらに高まるものと見られ、政局の冷却はもちろん、政権3年目の国政遂行にも支障が避けられないと見える・・>

https://news.v.daum.net/v/20190401043300142

 

実際、東亜日報によると、自由韓国党はキム・ヨンチョル氏(ともうひとりパク・ヨンソン氏という長官候補の二人)も辞退・または候補指名撤回すべきだと主張しました。しかし、大統領府は「これ以上の辞退・候補撤回は無い」と話した、となっています。

https://news.v.daum.net/v/20190401030125318

 

となると、キム・ヨンチョル氏は統一部長官にするということになりますが・・本当にそこまで行くのでしょうか。やるのかムン1号。やってしまうのかムン1号。過去エントリーにも書きましたが、これは文大統領なりの「アメリカへの対抗」の側面があります。対米メッセージとしてかなり強烈なものになるでしょう。

 

 

 

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