雑談もどき

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新しい元号、「令和」は、韓国でも記事にもなっています。その記事のコメント欄を読んでみると・・・

心の曇った、しかも硬い男(整骨院で硬いですねーと何度も言われました)の私が読んだコメントですから、たぶん曇ったものしか見えなかったかもしれませんが・・その殆どは、何かのマニュアルでもあるのか?と疑わしいほど、共通する内容がありました。

前にも本ブログで同じ内容を紹介したことがありますが、「日本人は上に逆らうことができない」「王政を喜ぶ日本人」「日本は民主主義でもない」などの類です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

韓国側がこの主張を強めているのは、安倍総理の執権が長くなってからです。

最初は「韓国を嫌うのは安倍など極右政治家だけ。日本国民は韓国に同調している」という主張がメインでしたが(いまも同じ主張が残っています)、自民党が選挙で続けて勝利するようになると、「日本人は上に逆らえない。だから韓国のような改革(ろうそくデモ)は出来ない」という主張が強くなりました。

今回の新しい元号にもそのような主張の変形として、「王政を喜ぶ日本人」「日本は民主主義ではない」という主張が目立っているのではないか、と私は見ています。

根幹にあるのは、「日本人は改革ができない。だから安倍内閣が続く」と同じだとみていいでしょう。

 

これは、単に、韓国人が日本の民主主義を「理解していない、理解しようとしない、理解してはいけない(理解するのは悪いことだ)」だけです。

ただ、韓国が日本に対して吐いているこれらの言葉が、実は「韓国の現状」ではないのか?という見方もできます。

 

韓国人ほど「王政」「元号」にこだわっている国もありません。韓国には王も元号も存在しませんが、「王もどき、元号もどき」ならあります。「大統領」という王と、「◯◯政権のとき」「◯大統領時代」という元号です。

テレビニュース、新聞記事、様々なメディアにおいて、韓国ほど「◯政権~」というフレーズを多用する国はそうないでしょう。なぜか?「彼らのせいだ」にする内容が多すぎるからです。

政権交代でも出来たときには、それはもう凄いことになります。「前の政権」は徹底的に「悪」「積弊」になり、現政権は徹底的に「民主主義の勝利」になります。もうこれで世の中がなんでもうまくいく!な雰囲気になります。

ちょうど私が韓国を離れたときにも、そんな雰囲気でした。

 

でも、不思議ですね。韓国という国に、改革が行われた歴史はありません。ただ、上下が入れ替わっていただけです。右派が勝つと右が左を徹底的に踏み潰し、左派が勝つと左が右を徹底的に踏み潰す。その繰り返しでした。

「王政もどきを喜ぶ韓国人」「韓国は民主主義ではない」「韓国人は改革ができない。だから上下が入れ替わるだけの政権が続く」

そう見ることはできないでしょうか。

 

 

 

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