韓国外交部の高位職、「制裁で非核化はできない」と公言

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韓国の外交部(いまさらですが、日本の外務省にあたいします)直属の高位公務員が、「制裁で非核化できるはずがない」と公言しました。

問題の発言をした人は、外交部所属の常設機関「韓半島平和交渉本部」のイ・ドフン本部長。平和交渉本部長の職位は、関連法律により、外交職公務員(外交官)14等級と同じになります。

一般的な公務員は1~9級(1級が職位が高い)としますが、外交職公務員は14等級〜1等級になります(14等級が一番職位が高い)。すなわち韓国の外交官の中では最高職位の人が、制裁無用論に同調する発言したことになります。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<イ・ドフン外交部韓半島平和交渉本部長が、4日、「制裁は、北朝鮮の非核化問題を根本的に(fundamentally)解決できない」と述べた。イ本部長はこの日、金大中図書館で開かれた「文在寅政府と韓半島の平和イニシアチブ」の講演でこのように明らかにした。

今回の講演では、イ本部長をはじめ、ムン・ジョンイン大統領統一外交安保特別補佐官も参加した。来る11日、韓米首脳会談を控えて、文在寅政府の重要な外交安保ラインの人々が一緒にになった。米国政府に投げる迂回的なメッセージではないかという解釈が出ている・・>

https://news.v.daum.net/v/20190404183025426

 

内容は、「根本的に」とは言ってるけど、「制裁の中で北朝鮮の核危機を育てた」「制裁と圧迫で北朝鮮が核を諦めると信じるのは幻想」など、事実上、制裁をやめるべきだとのニュアンスです。

本ブログでも扱ったことがありますが、統一部長官候補者も制裁無用論を主張する人です。今回の本部長の発言と、決して無関係ではないでしょう。

いままでムン・ジョンイン(文正仁)特別補佐官の発言を「民間人だから」ということで有耶無耶にしてきた文在寅政府。彼と同じ趣旨の発言をした高位公務員に対してはどんな態度を取るのでしょうか。

 

 

 

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