韓国シンクタンク「反日は、真の敵を隠すための政策」

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反日に北朝鮮・左派が深く関わっているのは事実ですが、それが全てではありません。反日は、北も南も右も左もなく、総意そのものです。

だから私は、「韓国の保守右派の人たちが、左派側の反日を批判する」類の内容を書くたび、かならず「反日は右派も左派も同じ。北朝鮮関連など一部の政策で保守右派が日米に協力的なだけ」と書き加えます。本ブログの読者さんたち、私の拙著をお読みの方々はご存知でしょう

 

そんな流れもあって、どうしてもこういう「韓国人が反日を批判した」という内容には、説得力を持たせるのが難しくなります。

今日のエントリーで紹介する意見も、全体がどうなっているのかはわかりません。

ただ、記事で紹介されている部分だけだと、なかなか面白い内容です。反日を親北に繋げようとしている、反日で反共を潰そうとしているというのです。本ブログ(特に旧ブログの時)の主張と部分的に重なる気もします。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<「盲目的反日感情誘発政策は、共産全体主義という明らかな脅威を、友好的な存在として見せるためのもの」。「ムン・ジェイン政府は日本敵視政策を主要政策基調としています。これは、すぐに日本の関連政策と歴史的事実を誇張して否定的に認識させ、大衆の怒りを動員する政治行為です。」

キム・グァンドン、ナラ政策研究院長は5日、ソウル市議員会館で、自由経済フォーラムと正しい社会市民会議の共同主催で開かれた討論会「反日・親日フレームを崩そう:日本を理解して共に発展しよう」で、盲目的反日感情を誘発する政府の政策に、政治的な目的が含まれている可能性があると主張した。

この日の討論者として参加したキム院長は「日本敵視政策の基本的な目的は、私たちの民族が直面した『現存する明白な脅威』を正確に認識できないようにするためのもの」とし「韓国が直面した現存する明白な脅威とは共産全体主義体制であるはずなのに、その全体主義を明確に認識するどころか、むしろ友好的で協力的な存在として見せることを目的としている」と述べた。

金院長は最近、ムン・ジェイン大統領の「親日残滓清算」発言についても「人類が直面している普遍的問題であったパルゲンイ(共産主義者)問題が、日本が作った残滓という式の政治宣伝は、75年前の歴史になった日帝への敵意を維持させ、現存する北朝鮮の全体主義独裁を迂回的に支援し、友好協力対象と錯覚させるファシズム的政治動員だ」と批判した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190405121020351

 

最後に、キム院長は「反日が(映画などの)ヒットにつながるテーマになってしまった」と指摘しています。これもまた、本ブログでも同じ趣旨を書いたことがあります。

本や映画を「あえて」ビジネスと書いてみると、

日本の「嫌韓」でビジネスと呼べるものは書籍が多く、持論と考察、そして資料に基づくものが多いのが特徴です。だから異論もあります。数万部で大ヒットになります。

韓国の「反日」でビジネスと呼べるものは、映画やドラマが多く、勝手に作り出した内容ばかりです。SFなのに異論が認められず、あとで事実扱いとなります。うまくいけば映画1本で1000万人以上の観客を動員します。

 

 

 

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