今度はポンペオ長官が「開城工業団地と金剛山観光はダメ」というメッセージ

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米国ポンペオ長官が、韓米首脳会談3日前の時点で「制裁緩和はダメ」と言いました。

インタビューの中では北朝鮮側だけでなく韓国側に対するメッセージもあり、迂回的ではあるものの、韓国側の制裁履行を圧迫する内容です。質問したCBS(米国の大手放送局)の記者が「開城工業団地」と「金剛山観光」を言い出した、とも。

国民日報の記事から、引用します。

 

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<・・マイクポンペオ・米国務長官は5日(以下現地時間)、CBS「ディスモーニング」に出演し、「韓米首脳会談で、いくつかの対北朝鮮経済制裁の緩和のための合意がなされるのか」という質問に「ドナルドトランプ大統領は明確な立場を明らかにしてきた」と話を始めた。

続いて「最終目標が達成されるまで、国連の対北朝鮮経済制裁が解除されないという政権の政策は非常にしっかりしている」と言い切った。

 

司会者が開城工業団地、金剛山観光再開を取り上げながら「韓国が一部の対北制裁の解除を要求することについて、米国が『No』と言うのか」と尋ねると、ポンペオ長官は「私は韓国の内のカウンターパートと多くの話を交わしている」と即答を避けた。また「私は彼ら(韓国)の情緒を理解する」とし「私たちは、経済制裁を履行するために緊密に協力してきたし、彼らがする部分について感謝している」と強調した。この発言も、韓国に制裁履行を圧迫するものだという分析が提起された。

ポンペオ長官は、メディアのインタビューという形で、韓米首脳会談で開城工業団地と金剛山観光再開の合意は難しいというメッセージを伝えたものと解釈される。対北制裁の緩和を得るためには、北朝鮮からのしっかりとした非核化メッセージをもらってこいと、韓国に督促したという観測もある・・>

https://news.v.daum.net/v/20190408040202351?d=y

 

CBS側が開城と金剛山を持ち出して聞いたのは、なかなか鋭い質問ではないでしょうか。この2つ、韓米首脳会談で文在寅大統領が持ち出すのかどうか注目されています。

もう覚えている人はそういないかもしれませんが、1ヶ月前、国家安全保障会議で文在寅大統領は開城工業団地と金剛山観光の再開を明言しました。

同盟国である韓国の大統領が1ヶ月前にドヤ顔で話した内容を、首脳会談3日前に米高官が「その話はやめましょう」とここまで強調しているわけです。実はこれがもっとも笑えない笑いどころではないでしょうか。

https://news.v.daum.net/v/20190304180301444

まさか、これでも文大統領が韓米首脳会談で「開城工業団地が~」と話すなら、それはそれで大したものですが。

 

 

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