韓国野党代表「どれだけ悪い平和でも戦争よりはいい」

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盧武鉉大統領の頃から韓国情報をお読みの方々ならご存知のはずですが・・韓国の左派政治家に「鄭東泳(チョンドンヨン)」という人がいます。

盧武鉉氏の弾劾案が提出された時(結果的に弾劾までは行きませんでしたが)、壇上に座って「全人類、滅んでしまえ」な顔で泣いていた、あの人です。

いまは民主平和党という野党代表ですが・・このチョン・ドンヨン氏がオーストラリアの韓国人たちを相手に講演をしました。

その講演の中、「どれだけ悪い平和でも、戦争よりはいい」という内容があったので、紹介します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<鄭東泳・民主平和党代表は4日(現地時間)、「北朝鮮の核問題を解決するに、対話と平和以外の別のプランなどありえない」、「どれだけ悪い平和でも、戦争よりはいい」と強調した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190506124854519?d=y

普通、こんなことを堂々と言いますかね。

単に「戦争にならないためには、北朝鮮のスポークスマンになってもいいじゃないですかー」という幼稚な主張とすることもできるでしょう。

でも、本ブログ的には、「極めて韓国社会っぽい表現だな」と思いました。もちろん、悪い意味で、です。

この発言をこう変えてみましょうか。

「どれだけ悪い正義でも、悪よりはいい」。

悪よりも危ないのが「悪い正義」ではないでしょうか。例えば、真の公正さに欠けた正義とか。公正でもないものを公正だと主張する正義とか。法律より上に立つための口だけの正義とか。

 

何のことかと言うと、韓国人にとって「変わってはならないもの」は、正義ではありません。正義を決めて貫くことで悪とぶつかるのではありません。悪を予め決めて、それを「悪だ!」と叫ぶことで、自分が正義側になるわけです。だから、韓国人にとって、変わってはならないのは、悪です。

だからこそ社会すべてが両極端に分かれて、上でないと下しか知らない勢いで争い、憎む。

「どれだけ悪い正義でも悪よりはいい」・・・どれだけ非常識的なことをやっても韓国を擁護するだけの韓国マスコミなどもまた、「どれだけ悪い韓国でも日本よりはいい、いや、よくなければならない」と思っているのでしょうか。

いろいろと、面白い(面白くない)発言でした。率直に話した分、文在寅大統領よりはいいかもしれません。どれだけ悪い鄭東泳でも(以下略

 

 

 

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