韓国、家計負債による成長はもうできない

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

5日、韓国の国会予算政策処が、公式に「これ以上家計負債が増えても、GDPのプラス要因にはならない。これからはGDPマイナス要因になる」という報告書を出しました。

家計負債というのも、GDPからするとプラス要因になるけど、韓国の場合はもう家計負債が増え過ぎで、これ以上増えてもGDPマイナス要因にしかならないというのです。

曇った心で見ると、いままでの莫大な家計負債が、韓国のGDPを支えてきたという受け取り方もできる内容です。

ヘラルド経済の記事から部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<韓国の家計負債が持続的に増加し、昨年末現在1500兆ウォンを突破した中で、(※1534兆ウォン、GDP対比86.1%)国内総生産(GDP)比の家計負債が1%ポイント増加した場合、成長率が0.1%ポイント減少するという分析が出た。

去る2010年代半ばの住宅ローンなど家計負債の増加に支えられ、経済が活気を見せたものの、今では負債規模が限界に達し、否定的な影響を与えるだろうという分析だ・・>

https://news.v.daum.net/v/20190506175921915?f=p

 

初頭にも書きましたが、曇ったシンシアリーはこの記事を読んで「やはり、家計負債に支えられる側面が大きかったか」と思いました。

2010年前後の謎の不動産バブルなどが経済成長に役に立ったのは事実ですが、韓国の家計負債騒ぎは、2002~2003年のカード大乱(クレカ乱発による負債騒ぎ)など、もっと前の時期から始まっていました。

経済破綻(いわゆる「IMF期」)から立ち直るために「誰かに借金をさせる」必要があったわけです。

日本はバブル崩壊の衝撃を吸収するために、政府が借金する道を選びました。韓国はIMFから立ち直るために、国民が借金する道を選んだわけです。

そして、それがもはやGDPマイナス要因でしかない、と。

言うのは簡単ですが、だからといって家計負債をキツく制御すると、多重債務者など「脆い」層から崩壊しはじめるでしょう。

政府も国民も、「どれだけ悪い負債でも崩壊よりはいい」という浅い考えでここまで膨らんでしまった韓国の家計負債。文在寅大統領の『運転』はどういうものになるのでしょうか。『安倍も何も言わないでいるのに』でしょうか。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2月10日に発売です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が3月2日に発売です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog