落ち着いている

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さて、姉と姪が韓国に帰りました。

家の周辺にあるもの、ちょっと遠くのディズニーシー、かなり遠くの伊豆高原など、いろいろ、自分なりに精一杯楽しんだつもりです。姉も姪も、大いに喜んでくれました。

今回は、姉と交わした話の中でも、「落ち着いている」について書いてみます。

 

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初めて家に来てから、姉は「(街など家の周辺が)落ち着いている」と何度も話しました。静かだという意味かなと思ったけど、そうでもありませんでした。

特急踊り子号の中で姉がまた同じことを言ったので、「なにが?」ともう少し詳しく聞いてみました。すると、「あまりにも刺激的なことが書いてある、垂れ幕や横断幕とか、そんなものがどこにも無い」、と姉は答えました。

 

私も韓国で何度も見ましたが、韓国には、街のいろんなところに、刺激的なスローガン・・基本的には「誰かの悪口」を書いたものが目に入ります。

デモは一日中やるわけではありません。でも、そういうもの(横断幕など)は、数日も、数ヶ月も同じところで人々の目を刺激します。

 

その案件と関連したところに、関連した人たちだけでやるなら、それは仕方ないことかもしれません。でも、とりあえず人目につくところにそういう類のものが多いので、全然関係ない人たちが、普通に街を歩いているだけでそれを目にしてしまいます。だから、姉の場合、そんなものを見ると、賛成するか反対するかではなく、ただ不安でどうしようもなく、落ち着かないというのです。

「血だらけになって殴り合う人たちを目の前で見るしかないなら、それは殴り合っている人たちだけでなく、それを見ている人にとっても大きな災難でしかない」、と。

 

重要なのは、「街のいたるところで」という部分でしょう。

自ら格闘技大会に行って「なんで話し合わずに殴り合うのか」と文句を言う人がいるなら、私は「そこでそれを言うか!」と、その文句には賛同できません。

でも、商店街のど真ん中で殴り合う人たちがいるなら、話は違います。『何故』そんなことになったのかも重要なことではありますが、その前に「こんなところでなんてことを」と思うでしょう。

そんな感情が、姉にもあったのかもしれません。

 

私は、「日本の場合、そんなことをする人のほうが、支持を失うよ」とだけ言いました。

他には、姉は「空が青い」と何度も何度も話しました。

洗濯物を外で干したのが、もう何年ぶりなのか分からない、とも。

 

 

 

 

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