屈辱外交

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トランプ大統領が、在日米軍を相手にした演説で「日本海」と話したことで、韓国では大きなニュースになっています。

日本で米国大統領が米軍相手に英語でやった演説でシーオブジャパンという言葉が出てきたことが、そんなに問題なのでしょうか。

とりあえず、記事から部分引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<ドナルド・トランプ米大統領が28日、日本の横須賀港に停泊した強襲揚陸艦「ワスプ」に上がって米軍を相手に演説する途中、「東海(East Sea)」を「日本海(Sea of​​ Japan)」と言った。韓国外交が最も不快とする「日本海」を米国大統領が単独で言及したものである。ただでさえ冷ややか日韓関係の解決策を見つけられないまま、複雑な心情で日米蜜月を眺めていた韓国外交としては、「泣き面に蜂」になった。米国政府の公式立場ではないが、日本と国際社会で激しい外交戦を繰り広げている東海名称表記について、トランプ大統領が意図的だろうがどうでないだろうが、日本に有利な発言をしたからである。東海の名称表記をめぐる「屈辱外交」の議論の再燃も避けることができないものと思われる。このような中、トランプ大統領と安倍晋三総理は、日米同盟を改めて強調した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190528201132453

 

他にも記事では「屈辱外交だ」という指摘が何度も出てきます。韓国側の記事には屈辱という言葉が結構出てきますが、率直に言って、なにが屈辱なのかはちゃんと伝わっていませんでした(個人的に)。

いくらなんでも、なんで今回の件が「屈辱外交」になるのでしょう。「惨敗した」という意味でそう書いたのか?とも思ったけど、率直に、なんでこれが「屈辱」になるのか、読みながらずっと疑問でした。

記事は、こう書いています(同記事)。

<・・今回のトランプ大統領の発言も「屈辱外交」という非難を避けるのは難しいと思われる。トランプ大統領の発言に特別な意図がないとしても、日本がこれを国際社会の世論戦に利用する可能性を排除することができないからである・・>。

 

なるほど。屈辱とは、「屈服させられて恥ずかしい思いをさせられること(goo事典)」。日本に有利になる可能性は、すなわち「韓国が屈服させられる可能性」でもある・・だからこれが「屈辱」になるのでしょうか。

ものすごい被害者意識です。

そういえば、韓国マスコミの日本関連記事で、日本に何か思わしくない結果があると「日本が屈辱を味わった」とか、そういう書き方が凄く多かったような。韓国が日本に対して思っていることを、「日本も韓国に対してそう思っているだろう」と思っているのでしょう。いつものことですが。

 

余談ですが、この件で韓国の外交部は、「じゃ、米国の公式立場はどうなのか」という質問に対し、「問い合わせてみて、必要があれば教える」と逃げたそうです。

 

 

 

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