韓国産ヒラメ、2015年にも検査命令・・あのときも「報復だ」とされていた

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ヒラメのことでエントリーが続いていますが、「報復なのか」や「食中毒が続いてきたのになぜいままで何もしなかったのか」などを考えるにおいて、新しい情報があったので紹介します。

2015年に日本は韓国側に検査命令を出し、当時も「報復だ」と報道されていた、というのです。当時の検査は韓国側で行うものだったと思われます。

中央日報の記事から部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・日本が韓国産ヒラメを問題に掲げたのは今回が初めてではない。2015年8月にも日本政府は、韓国産ヒラメに寄生虫の一種である「クドア」検出の懸念があるとし、これを根拠に韓国ヒラメ養殖場28箇所を検査命令対象(※)に指定した。

※検査命令は、昨日のMBCの報道でも同じ言葉が出ていました。検査命令対象になると、全数検査をすることになるそうです※

 

その時、私たちの(※韓国の)政府は、クドアが国際機関から食中毒の疑いがある寄生虫に指定されていない点などで「科学的根拠がない」という立場を日本政府に伝達し、指定解除を要求した。日本の当時の措置について朝日新聞は「韓国政府が福島など8県水産物を禁止することに対する報復措置との声も高まっている」と報道した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190530171949415

 

日本側の資料によると、「下痢などを引き起こす寄生虫を原因とした韓国産ヒラメによる日本国内の食中毒は、2015年が8件(患者数62人)、16年が10件(同113人)、17年5件(同47人)、18年が7件(同82人)発生」となっています。

2015年に検査命令を出したのに、2016年には増えているのが気になります。その効果は2017年のデータ(2016年に比べて減っています)にあらわれている、と見るべきでしょうか。

しかし2018年からまだ増加した、と・・そして今回の措置に繋がったなら、これは「報復」とは言えないものでしょう。

 

間接的に対抗措置として見ることができる(時期的に、雰囲気的に)のは事実です。でも、「報復措置だよー」と強調してしまうと、今回の日本政府の措置は「報復措置をするために国民健康を言い出した」ものになってしまいます。それは違います。「国民健康のための措置だが、時期的に報復措置と見られる側面もある」でありましょう。

国民健康のための措置に、なぜ韓国産が集中的に引っかかったのか(措置の対象が100%韓国産ではありません)、問題にすべきはそっちです。

 

 

 

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