文在寅氏「韓米同盟の始まりは光復軍だった」

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

「親北でも抗日した人なら英雄だ」という、文大統領の現政策。その代表格として、光復軍副司令官だったキム・ウォンボン氏のことを、何度かお伝えしました。

彼を独立有功者にしようとする文在寅政府ですが・・キムは単に親北ではなく、金日成政権の安定や朝鮮戦争開戦にも関わったとされる人物であり、左派の中でも「いくらなんでもキム・ウォンボンはマズイ」という声があり、野党側は「他の人はともかく、キム・ウォンボンだけはダメだ」と猛烈に反対しました。

よって、キム・ウォンボンの独立有功者指定は「とりあえずまだ未定」として、静かになっているところ・・でした。昨日、文在寅大統領が顯忠日(6月6日、国家のために殉国した人たちを追悼する日)の演説で、また彼のことを持ち出すまでは。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

6月6日の追悼対象は、独立運動家たちも含まれていますが、墓地の数で言うなら、「朝鮮戦争で犠牲になった人たち」の方が圧倒的に多いです。

そんな日にキム・ウォンボンを持ち出したことからして、もう大問題ですが・・

<・・「統合された光復軍の隊員たちの不屈の抗争意志、連合軍と一緒に育てた軍事的能力は光復後、大韓民国国軍創設の根になって、さらに韓米同盟の土台になった」と強調した・・>、とのことでして。

ほんの少し深読みすれば、「抗日組織が韓米同盟の土台だ」というふうにも聞こえます。

文大統領は2015年8月にもフェイスブックに「独立運動は独立運動で、社会主義活動は社会主義活動として別々に評価すべきだ。それこそが抗日の歴史を正しく立て直す道でもする」と書いたことがある、とのことです。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2月10日に発売です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が3月2日に発売です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog