ムン・ヒサン国会議長側、「謝罪発言の謝罪(?)」について説明

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

鳩山元総理が、また韓国に来ています。いつもの「日本には無限責任があり、慰安婦問題や賠償問題が終わったとするのは間違っている」などを言い、ムン・ヒサン国会議長や韓日議員連盟の人たちとも会ったとのことです。

その際に、ムン・ヒサンがこのように話しました。聯合ニュースの記事から、二ヶ所を引用します。

<・・「(※天皇謝罪発言で、ムンヒサンは)心を傷つけられた方々に『未安』な思いを伝える」と述べた。

鳩山元総理は、ムン議長の対応発言を置いて、「韓国人の立場では納得できるが、日本人は天皇まで取り上げたのは失礼だと考える問題だ」と指摘し、ムン議長は「完全に共感する」とし、謝罪の意を伝えた・・>

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

日本側に対してはいつも「真正性」を言い出す韓国の国会議長にしては、こういうのは謝罪の類に入らないだろう、と私は思っています。

でも、とりあえずムンヒサン側も「謝罪」としているなら、やらなかったよりはマシかな、という見方もできます。この見方を全否定するわけではないとして、以下、韓国語のニュアンスがわかる本ブログとして、ちょっと別の解釈をしてみたいと思います。

いや、なにせ、「韓国国会議長が謝罪した」とだけニュースになっているようでして。

 

ミアン(未安、미안)とは、他人に対して気になること、思えば気が気ではないことを意味します。「ミアンさを伝える」となると、確かに場合によっては日本語の「謝罪」に訳しても問題はないでしょう。私なら「詫びた」位にしますけど。

でも、ミアンは、私としては「申し訳ありません」よりは「ごめん(ごめんなさい)」に近いニュアンスです。

日本語の「申し訳ありません」または「謝罪します」「お詫びします」にあたいする韓国語は、ミアンではなく、ジェソン(罪悚、죄송)です。特に韓国では、自分より年上の人に謝罪する際にジェソンではなくミアンを使うと、礼儀に逆らうことになります。

 

そして、この部分を読んでみると、決して「発言の撤回ではない」のがわかります。

<・・ムン議長側は、今回の謝罪について「ムン議長が、韓国には韓国の立場があり、日本には日本の立場があるということに共感して、心が傷ついたなら申し訳なかったという趣旨で、そう発言した」と説明した・・>。

https://news.v.daum.net/v/20190613175410288

 

最後に、ソース記事のコメント欄、上から三つだけ紹介します。

「ムン議長謝罪してはいけません失望しました」

「これが謝罪することなのか。日本に行って頬を叩いてもすっきりしないだろうに。謝罪するな。謝罪すると私たちの負けになる」

「なんで謝罪をした?」

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2月10日に発売です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が3月2日に発売です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog