泣訴

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「泣訴」。韓国ではウプソ(泣訴)と言いますが・・最近は耳にしたこともあまり無いこの言葉が、韓国の「韓国経済」紙に載りました。

日本の自治体が、韓国の航空会社を訪れて泣訴した、というのです。

「日 自治体、韓 航空社訪れて泣訴・・『路線減縮しないで維持して』」という記事です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<日本の地方自治団体が、韓国の低コスト航空会社(LCC)を訪れて韓日航空路線の維持を相次いで要求している。日本の経済報復措置に反発した韓国人が日本旅行をキャンセルしながら、日本の地域経済が打撃を受けているからだ。

6日、航空業界によると、日本香川県高松市と鳥取県米子市、富山県の公務員たちが、先月、それぞれエアソウル本社を訪れた・・>

https://news.v.daum.net/v/20190806181102155?d=y

 

記事のどこにも、「泣訴した」と受け取れる内容はありません。むしろ、普通の対応じゃないかな・・な気もします。じゃ、なんで泣訴と書いたのでしょうか。「この程度の内容で、マスコミが泣訴という言葉を使うか?」。

その理由は、この記事そのものが「泣訴」だからです。

 

韓国では、他にも「日本旅行中止は安倍政権への致命打になる」「日本不買運動に日本各企業が恐れをなしている」など(これらの記事の題はうろ覚えですが)、韓国では「日本不買(日本旅行をやめることも含めて)」が、もはや聖域になっています。

「日本不買のようなやり方はやめろ」な意見だけでなく、「実際に日本側に与えられるダメージはそう大きくない」という意見すらも、袋叩きにされます。不敬罪みたいなものですね。

そんな雰囲気の中、韓国経済のこの記事もまた「日本不買(旅行含め)は、こんなにも日本にダメージを与えている」というアピールがしたかったのでしょう。

そう考えると、この記事そのものが、韓国社会、韓国の国民感情に対する「泣訴」ではないでしょうか。『迎合』という名の。

書いた人たちにその自覚があったかどうかはわかりませんが。

 

 

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