韓国、また「冷遇された」と怒る

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄が無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

新版が出るたびに話題になる(日本より韓国で話題になる)防衛白書、今回はまだ草案だそうですが、例外なく話題になりました。

米国以外の国との防衛協力・交流を記述した「安全保障協力」にて、韓国が4番目だそうでして。去年はオーストラリアに次いで2番目だったそうです。

聯合ニュースの記事から部分引用してみます。原文ではホルデ(忽待、粗末な待遇)となっていますが、訳は普通に「冷遇」としました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<日本政府が今年の防衛白書の安全保障協力に関する記述で、韓国に対する言及の順序を昨年より後にし、意図的に冷遇する計画であることが分かった。

共同通信は9日、2019年版防衛白書の草案の中で「安全保障協力」の章で韓国がオーストラリアとインド、アセアン(ASEAN・東南アジア諸国連合)に次いで4番目に言及されたと報じた・・

 

・・通信はこれと関連し、記述の順序は重要度を表していると説明し、「(韓国の記述順序を後にしたのは)事実上の格下げを意味する」と、防衛省関係者の発言を伝えた・・>

https://news.v.daum.net/v/20190810020006723

 

で、ここからが本題ですが・・

ちょうど1つ前のエントリーがそうでしたが、GSOMIA破棄するぞーと言っている韓国が、安全保障協力で格下げされたとして何故怒るのか? ある意味、大統領からネチズンまで毎日毎日嫌いだ嫌いだと合唱している日本の防衛白書から順位が下がったなら、韓国は喜ぶべきではないのか? そんな話です。

 

でも、韓国の正義はそんなものではありません。韓国は日本を嫌って当然、GSOMIA破棄で当然、それでも日本は韓国を手厚くオモテナシして当然。それが韓国の正義です。この前、「韓国の道徳は、確固たる上下関係によって支えられている。だから、万民を平等だとする法律とは相性が悪い」と書いたこともありますが、それと同じです。

韓国人は、「私が私の正義を他人に対して発揮したとき、私は一切の損をしてはならない」と思っています。自分の正義を他人に強要するのが当たり前だと思っているわけです。なぜなら、自分以外の正義を認めていないからです。世の中のすべてが善悪論、正義のヒーローたる自分とそれ以外(悪)の戦いだからです。

人が自分の正義を行うということは、自分が相応の損をすることも覚悟しないといけません。韓国人は、それが我慢できません。

 

正義と書くより、「事情」と書けばもっと一般的な表現になります。例えば、何かどうしようもない急用があって会社に遅刻したとしても、それは「わからなくもないけど、遅刻は遅刻」と処理されるものです。でも、韓国人は「遅刻は遅刻だけど、わかってもらうべきだ」とします。そして、それはそのまま恨(ハン)になります。

良し悪しを論ずる前に、「疲れます」。マジで。疲れてしまって、良い悪いを考えることもできなくなったりします。

 

 

 

新刊<今、韓国で起こっていること~「反日批判」の裏側に迫る~」>が発売されました!書店で拙書を見つけるたびに、涙が出そうになります。本当にありがとうございます。

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が8月2日発売です!アマゾンなどで予約受付中です。

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2019年2月10日から発売中!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が2019年3月2日から発売中です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog