韓国紙「米中、日韓関係の悪化で、日本経済は10月が瀬戸際」

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前にも書きましたが、韓国では「韓国の抗日(不買など)で日本は大ダメージを受けている」ということになっています。

「(良し悪しではなく)あまり効果が無いのでは」という意見すらも、袋叩き。国会議員が「日本企業も安倍も破産する」とか言ってるのが現状でして(「安倍破産」ってなんのことでしょう)。

そんな中、「十月の消費税引き上げや米中貿易摩擦などで、日本経済が10月に苦しくなる可能性もある」などの意見に無理やり「韓国観光客の消費分が無くなった分、日本経済は10月にゴビを迎える」という記事がありました。

ゴビは、日本語でいうと瀬戸際、(もっとも苦しいという意味で)山場などの意味です。危篤な患者のことで「今夜がゴビです」などとよく言います。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

マネートゥデーの「観光客減り、売上高は半分・・日経経済10月の瀬戸際説」という記事からの引用です。

<米中貿易戦争の真っ最中の中、悪化した韓日関係まで加わって、日本経済が悪影響を受けるだろうという警告が相次いでいる。日本の消費税引き上げが予告された10月を起点に、瀬戸際を迎えるだろうという指摘も出ている・・>

https://news.v.daum.net/v/20190812160312226

 

記事は、「10月に景気が苦しくなるのでは」という意見と、「韓国人観光客が~%減った」というニュースを適当に組み合わせて、「だから韓国人観光客が減った分、日本経済は10月が瀬戸際」という結論になっています。

11日に書いた、「日本以外はニュースにならない韓国」というエントリーもそうでしたが、米中貿易摩擦でダメージを受けたのは韓国のほうです。でも、そういう観点はまったく見当たりません。

 

今日も「全面戦争(『全面戦』)」の字が堂々と入った聯合ニュースの記事を紹介しましたが・・本当に、戦時中のプロパガンダを見ているような気がします。

もともとプロパガンダが多い国柄でしたが、最近は(その韓国で生まれ育った)私すらも、さすがに異常と感じます。

本ブログ、よく李承晩氏の「一民主義(異論を許さない)」を持ち出しますが・・今日は、書きながら、朝鮮戦争のときに『韓国軍が勝利しています。避難しないでいいです」とした李承晩氏のラジオ演説を思い出しました。

 

「どちらかの経済がすぐにでも劇的に悪くなる」という発想そのもの、「短期決着」という考えによるものでしかありません。いまは、(あえて「戦」の字を入れるなら)、長期戦を考えないといけないでしょう。その視点もまた、韓国には無いようです。無いのか、それともあってはならないのか。

 

 

 

 

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