「韓米同盟、第二の『桂タフト協定』は許さない」

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韓米同盟のことで、ついに「桂・タフト協定(韓国で言う『桂タフト密約』)」の話まで出てきました。

文在寅氏もそうですが、韓国では「米国は日本の味方だ」と主張するときに、この桂タフト協定がよく出てきます。「米国は日本の味方」は、「米国は韓国の味方にはならない」という意味です。

そのことを意識してか、マネートゥデイが「文在寅大統領が韓米同盟をアップグレードさせようとしている」としながら、次のように主張しています。

 

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<・・大統領府は、米国に向けて「ノー(no)」を叫んだ。「独島は誰かに認めてもらわなければならない地ではない」、「一部の国が自国の主権、安全と危機を保護するためにする行為について気軽に話すべきではない」と対抗した。

GSOMIAには(※GSOMIA破棄の再考を促す米国側に対して)「原因(日本が韓国をホワイトリストから除外した)が解決されていないのに、結果をひっくり返すわけにはいかない」と強調した。

国内世論の動揺、核交渉を控えた時点での負担、両方に耐えてでも「米国にも言うことは言う」という立場を表明しているのだ。チョ・セヨン外交部第1次官が28日、ハリーハリス駐韓米国大使を事実上「招致」したのは、このような基調の象徴のようになった。

 

(※文在寅大統領、大統領府は)韓日経済戦争の中で、私たちの地位向上の必要性を切に感じたものと思われる。米国側が、日本が韓国をホワイトリスト国から除外したことには原則的立場を表明するたけなのに、我々のGSOMIA終了については再考を要求することなどから、このような必要性を感じたのだろう。

私たちの外交価値を引き上げなければ、いつでも米国は日本の肩を持つという問題意識である。

「日本は、米国のフィリピンの支配を確認し、韓国を日本が支配することを承認する」としていた桂タフト密約(1905年)の21世紀版の再現は許さないということだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20190831060644634

 

問題意識というより、被害妄想な気がします。情報ライブミヤネ屋でも紹介された内容ですが、韓国が「問題の原因が自分にある」と考えるのが大の苦手です。今回もまた、問題が韓国にあるという側面を徹底的に排除し、ただ『正義の被害者』を気取っているのでしょう。しかし、妙なアップグレードもあるものですね(笑

そして、一部、「韓国の反日は過去の日本に対するものにすぎない」と主張する人たちもいますが・・韓国の「日本観」がいつの時点に固定されているのか、こういう主張からもよくわかります。

 

 

 

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