韓国総理「GSOMIAと輸出規制を結びつけて解決しよう」→安倍総理「国家間の約束を守ろう」

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韓国を訪問した日韓議員連盟の河村建夫議員が、安倍総理と会って、韓国のイ・ナクヨン総理の提案を伝え、見事に拒否されたとのことです。

韓国がよく使う「妙な単語を使い、下手に同意すると後で『その単語』の裏の意味をぶつけて無理な要求をしてくる」、そんなパターンの提案です。

韓国側が使う「強制労働」「強制徴用」などの言葉に同意してはいけない(下手に同意するといつのまにか『併合時代そのものを違法とする』流れになる)のと、おなじです。

どんな提案なのか、聯合ニュースから引用してみます。

 

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<イ・ナクヨン総理が韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)と輸出規制の問題を一緒に解決しようと日本側に提案したが、安倍晋三日本総理は徴用問題の解決が最優先だとし、これを拒否した。

3日NHKと共同通信など日本メディアによると、2日、韓国でイ・ナクヨン総理に会い帰国した河村建夫韓日議員連盟幹事長(前官房長官)はこの日、安倍総理と首相官邸で会った。

 

河村幹事長はこの席で、安倍総理にイ総理が「GSOMIAが11月に失効となるため、それまで日本の輸出管理問題と結びつけて解決する方法を見つけなければならない」と述べたと伝えた。

これに対して安倍総理は「根幹にある徴用をめぐる問題の解決が最優先である。これは、国と国の約束なので、(韓国が)きちんと守らなければならない。それがすべてだ」と述べた。

悪化した韓日関係を解くための先決課題として韓国側が徴用訴訟問題の解決策を先に提示しなければならないという従来の主張を繰り返しながら、イ首相の提案を事実上拒否したものである・・>

https://news.v.daum.net/v/20190903180212570

 

韓国語の「結びつけて(묶어서)」は、「同時に」という意味もあります。しかし、2つの事案が因果関係にあるという意味にもなります。

すなわち、韓国は、今までと同じく「GSOMIA破棄は日本の輸出規制(輸出管理)のせいだから、日本が措置を取り消せば韓国も再検討する」と言っただけなのです。

安倍総理は「約束を守れ。それがすべてだ」として、この手に乗らなかったようですが・・残念ながら日韓(韓日)議員連盟は、総会を11月に東京で開催するための調整に入った、とのことです。

 

 

 

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