「韓国とタイのGSOMIA、北朝鮮に情報が流れやすくなる」という指摘

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

「チョ・グック舌戦6:日本非難3:台風1」位が、いまの韓国で話題のニュース(の割合?)です。

この前も「『日本が悪い』以外のニュースは全滅」という趣旨を書いたことがありますが・・GSOMIAの話も急減したし、経済関連のニュースはほぼ話題になりません。

その件について指摘している文化日報の記事をチェックしていましたが、本題とは別のネタが見つかったので、紹介します。タイは北朝鮮が積極的に情報収集を行っている国であるため、韓国がタイとGSOMIAを締結した以上、どうしても北朝鮮に情報が流れやすくなるという主張です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・日本とのGSOMIAを破棄したムン・ジェイン大統領は、2日、タイとGSOMIAを締結した。安保専門家たちは、タイはGSOMIAの相手として適切ではないと判断している。

まず、タイは他の東南アジア諸国と比べても、軍事情報のセキュリティ意識が弱く、次に、タイは北朝鮮公館の情報収集活動が非常に活発な拠点地域だからだ。

安保専門家は、北朝鮮の金正男殺害事件が、発生したのはマレーシアだが、実行計画と準備はタイで行われたと伝える。私たちが提供した重要な軍事情報が、北朝鮮に流れる可能性も排除できないということだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20190906121033901

 

さて・・他にこれといって情報が無く、本当にそんなリスク(文氏からするとリスクではなく目的?)があるのかどうかは言い切れません

ただ、文政府の「日頃の行い」を考えると、無視できない情報でもあります。

また、「なんで急にタイとGSOMIAを?」「効用があるならなんでいままでしなかった?」という疑問が多かったのは事実で、国防部はその点について曖昧に説明しています。

 

<・・国防部は「韓・タイのGSOMIAの効用がある」と言いながらも、どういう効用なのかは説明しなかった。チェ・ヒョンス国防部スポークスマンは、「(タイとのGSOMIA締結が)韓国に効用があると見て締結することにした」、「私たちがどのような情報を受けて、どのような利点を得るかという部分については、それ自体が国家間の秘密の事案であり、具体的に明らかにすることはできない」と答えた・・>

http://www.newdaily.co.kr/site/data/html/2019/08/27/2019082700129.html

情報の内容に具体的に触れなくても、大まかな「利点」を説明することもできたはずですが、ちょっとアヤシイですね(疑心暗鬼

 

 

 

※また重版(3刷)が決まりました!

本当にありがとうございます※

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(8月2日発売)です!

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2019年2月10日から発売中!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が2019年3月2日から発売中です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog