「日本にロイヤリティを払わない」は「愛国」なり?

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ある地域のある果物が人気で、地域経済の役に立っているとします。その果物が記事になったなら、普通、どんな題になるのでしょうか。「努力」とか「味」とか「持論」とか「マーケティング」とか、もっとも力を入れて紹介している部分が、題になるでしょう。

韓国では、洪川(ホンチョン)という地域の「合格リンゴ」という林檎を紹介する記事が、こんな題になっています。

「日本にロイヤルティーを一銭も払ってない愛国リンゴである」。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

『日本にロイヤリティ一銭払ってない洪川合格リンゴ・・愛国リンゴとして人気』

<・・(※台風にも)洪川リンゴは落果被害を受けていないことが分かった。

また、洪川合格リンゴ品種はフジで、2011年の導入以来、品種保護期間の25年が経過したため、今まで日本に一銭のロイヤリティも支給せずに栽培されて、地域経済にも大いに役に立っている・・

・・最近、一部のメディアでは、今後10年間、果樹種子を購入し、そのロイヤリティとして8000億ウォンを日本など外国に支給することになると推定しているが、洪川合格リンゴは栽培にかかる農薬、肥料をはじめとする農資材も日本にロイヤリティを払わないことが明らかになった・・>

https://news.v.daum.net/v/20191006091550839

 

「払うべき分も払ってないのでは」とものすごく疑心暗鬼になるところですが、法律的、契約的に払う必要が無かったのなら、払う必要は無いでしょう。

でも、問題は「考え方」です。

「日本にロイヤリティを払わないのが愛国だ」とするこの考えがあるかぎり、韓国のロイヤリティ泥棒たちは、少なくとも日本に対しては「ちゃんち払わないのが愛国」という名分を持っていることになります。

ちゃんとロイヤリティを払う人たちは、「日本に金を払った。なんて悪いことをしたんだ」と苦しんだりしているのでしょうか。

そんな人たちと契約したところで、契約をちゃんと守るはずもなく。

 

 

 

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