韓国、またもや戒厳令関連文書で大騒ぎ

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韓国でもっともホットな話題は、いまのところ「戒厳令文書」です。

前にも似たような騒ぎがありましたが、ろうそくデモが韓国名物になっていた2017年2月、韓国軍が戒厳令を考えていた(実際に戒厳状態になることはありませんでした)との話。前は公開されなかった、その「原版」が出てきました。軍人権センターというところで、どうやって手に入れたかは分かりませんが、公開しました。

「現・自由韓国党のファン・ギョアン代表がかかわっていたこと」が書いてあり、「民主主義を戒厳令で踏み潰そうとしていた!」と大騒ぎになっています。

・・・ですが、その「公開されたオリジナル」の表紙に、国軍機務司令部の「機」が、「幾」になっていることがわかりました。

自由韓国党及び保守右派系列の新聞は「どこがオリジナルだ。表紙から誤字じゃないか」と反撃しています。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<イム・テフン軍人権センター所長が21日、国会国政監査場で持ち出したいわゆる「ろうそく戒厳令文書」に、表紙から誤字があったことが22日分かった。イム所長は、この文書を昨年公開した戒厳令文書のオリジナルだと主張した。しかし、表紙から誤字が発見され、野党側では「再加工された資料だ」との話も出ている・・>

拡大↓

画像キャプチャーと引用ソース:朝鮮日報

https://news.v.daum.net/v/20191023031138832

 

軍人権センターは「文書を提供してくれた人を保護するために、一部を直した文書だった」としています。本当にオリジナルを持っていて、そこにファン・ギョアン氏関連の内容があるのかどうか・・・それはまだわかりません。

とはいえ、韓国ではこの件が「チョ・グク氏事態に対する復讐」として十分成立するほど、大きな騒ぎになっています。来年の総選挙に及ぼす影響も含めて、かなり重要な事案になるでしょう。

ちなみに、戒厳令だ戒厳令だーと軍人が民間人虐殺をやったならともかく、大統領のピンチに戒厳令を検討しただけなら、別にそこまで騒がれることでもない・・私はそう思っています。

本ブログも誤字のことで人様のこと言えませんが(笑

 

 

 

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