米スティルウェル次官補「韓国の日韓GSOMIA復帰を促す」

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

日本を訪問中のスティルウェル米国務東アジア・太平洋担当次官補。

彼のいくつかの発言が、韓国で大きく報道されています。

「韓国がGSOMIAに戻るよう再考を促す考えだ(ソース記事のYTNの訳では『~復帰を促す』)」、「日米同盟はもっとも重要な同盟だ」などです。

韓国は、「韓米同盟は日米同盟より格下」という言葉をすごく気にしています。普通、米国の高位公務員が日米・韓米同盟を話す時にも、日米同盟と韓米同盟をそれぞれ異なる表現で「重要だ」とします。

韓国を訪問する予定(来月5日から)のあるアジア・太平洋担当国務次官補が「日米同盟がもっとも大事」と話したのは、GSOMIAの件も含めて、韓国としては気になる発言でもあります。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<デビッド・スティルウェル米国務部東アジア・太平洋担当次官補が日米同盟を「世界で最も重要な」同盟だと評価したと、共同通信が報道しました。

共同通信によると、訪日日程を消化するために昨日の午後、成田空港に到着したスティルウェル次官補は、取材陣に会って、「(日米同盟は)アジア・太平洋地域の安全保障の礎石でもある」としながら、このように言いました・・>

https://news.v.daum.net/v/20191026102331910

 

<・・日本を訪問中のデビッド・スティルウェル米国務部東アジア太平洋担当次官補が昨日(26日)、東京にある日本駐在米国大使館で記者会見を開きました。

共同通信によると、スティルウェル次官補はこの席で、GSOMIA、すなわち韓日軍事情報保護協定は、「韓米日のそれぞれに利益をもたらすものであり、協定に戻るように韓国側に促す」と言いました。

韓日軍事情報保護協定は、韓国が昨年8月に終了を決定することにより、来月22日を最後に終了する予定です・・>

https://news.v.daum.net/v/20191027062807723

 

前にも元・ホワイトハウス東アジア太平洋担当上級部長のデニス・ワイルダー氏が「GSOMIAは、米国が数年も苦労してせっかく韓日が締結するようにした協定だ」と話したことがあります

日韓GSOMIAが実際にどれほど役に立つかより、実は「韓国がそれを破棄した事実そのもの」が、米国としては問題なのでしょう。日本との協定を破棄したのではなく、米国との協定を破棄したようなものですから。

韓国は、「日本が輸出規制(実は輸出管理ですが)をやめるなら、GSOMIAを再考する」、すなわち「GSOMIA再考してほしいなら、米国は日本に圧力を加えろ」路線を続けるしかない状況です。

左派政権としては、内心嬉しいことかもしれませんが・・

 

 

 

※新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中です!発売後すぐに重版が続き、情報ライブミヤネ屋でも紹介されるなど、おかげさまで話題になっています。本当にありがとうございます※

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(8月2日発売)です!

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること。そこには、韓国には無い、平等という価値観がありました。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中です。私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、神様関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog