韓国世論、GSOMIA「このまま破棄」に賛成48.3%

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

表現がややこしいですが、引用記事と本エントリーでいう『維持』は、「今の状態(GSOMIA破棄)を維持する」という意味です。「破棄の維持」です。

韓国が破棄を決めたGSOMIAの件、韓国政府に再考(破棄をキャンセル)を促す指摘が国内外から出ています。しかし、韓国政府は今のところ「終了(破棄)を維持する」としています。

韓国の保守陣営と進歩(左派)陣営がもっとも対立している事案でもあるだけに、国内でもGSOMIA破棄の再考、または破棄の維持で意見が分かれていますが・・じゃ、世論調査の結果ではどうなのでしょうか。破棄の維持48.3%、破棄の撤回が37.6%でした。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・韓日GSOMIA終了(※破棄)決定についての進歩・共に民主党の支持層と保守・自由韓国党支持層の応答が明確に分かれた。

地域別にみると京畿・仁川・大田・世宗・忠清・光州・全羅道ではGSOMIA終了決定を維持しなければならないという答えが優勢だった。一方、大邱・慶北(※韓国でもっとも保守支持が強い地域)ではGSOMIA終了決定を撤回しなければならないという世論が上回った。このほか、ソウル、釜山・蔚山・慶南では賛否世論が互角だった。

 

年齢別にみると、60代以上を除くすべての年齢層でGSOMIA終了を維持しなければならないという応答が上回った。

性向別にみると、進歩と民主党支持層でGSOMIA終了決定を維持しなければならないという回答が大半を占めたのに対し、韓国党と正しい未来党支持層では、終了決定を撤回しなければならないという応答が大半であった。中道層からは「維持」と「撤回」の応答が互角だった・・>

https://news.v.daum.net/v/20191107094934314

 

文政府としては、文在寅大統領の支持率が少しずつ回復していることもあるし(40%あたりまで落ちて、いまは44~45%まで回復)、今の方針(このまま破棄)しても問題ないと判断するでしょう。

ただ、思ったよりは破棄決定の撤回を求める声が大きい気もします。8月(54.9%がGSOMIA破棄に賛成)に比べると、GSOMIA破棄に賛成する割合は明らかに減っている、とも。

でも、実は記事を初めて見た時から私も同じことを思いましたが・・ソース記事のコメント欄には「本当は終了(破棄)に賛成する人がずっと多い。『終了維持』など質問がややこしいから意味を間違えただけだ」という指摘がありました。

 

 

 

※「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中です!発売後すぐに重版が続き、情報ライブミヤネ屋でも紹介されるなど、おかげさまで話題になっています。本当にありがとうございます※

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(8月2日発売)です!

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること。そこには、韓国には無い、平等という価値観がありました。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中です。私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、神様関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog