韓国人教授「日本は自尊心のためにGSOMIA延長が言い出せないでいる」

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日本恵泉女学園大学のイ・ヨンチェ教授が、「日本は実はGSOMIA終了を惜しんでいるけど、自尊心のせいでGSOMIA延長が言い出せないでしる」と主張しました。

TBS(※ソウル市が運営する首都圏TV放送局で、最初は交通専門でしたが最近は普通の放送局のような報道も増えてきました)の報道から、引用してみます。

<・・日本は、韓国がGSOMIAを終了することは結局は北朝鮮と中国を利するだけだと話したり、韓米日同盟に亀裂を作っていると話したり、また、GSOMIA終了が北朝鮮におもねるための韓国の親北戦略ではないかと批判する人までいます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

ところが、今の日本は、本音ではGSOMIA終了を最も惜しんでいるにもかかわらず、自尊心上、韓国延期しようと主張できません。代わりに、米国を介して圧力をかける形にしており、実際、米国の各国防総省、国務省系列で韓国に積極的に取り組んでいるのは、もちろん、米国の利益もあるけど、日本の積極的なロビー活動による要求だと判断すべきです・・>

http://www.tbs.seoul.kr/news/bunya.do?method=daum_html2&typ_800=4&seq_800=0010365687

 

・・・いったい何の根拠で「自尊心」が出てきたのでしょうか。

日本政府は、すでに「韓国がGSOMIA延長を言及するなら、応じる用意がある」と話しています。最初から日本は「GSOMIAは(輸出管理見直しとは)別の問題」、「GSOMIAは延長されるべきだ」としていましたので、応じないこともないでしょう。

https://news.v.daum.net/v/20191112103640761

 

「自尊心」にとらわれているのは、韓国のほうでしょう。ホグにされたくないという心理も、結局は歪んだ自尊心が影響しているでしょうし・・

この点については、私だけでなく、韓国マスコミからも似たような主張を見つけることができます。ちょうど同じ日、世界日報が「自尊心ではなく、損益を考えるべきだ」という見出しの記事を載せています。日本に対する自尊心のせいで、韓国政府がミスを犯しているという趣旨です。

https://news.v.daum.net/v/20191112221211073

「相手は私を見下しているに違いない。なぜなら、私が相手を見下したいと思っているはずだ」という幼稚な考え。

そこから生まれた自尊心なら、ただの歪みです。「尊」の欠片もありません。

 

 

 

 

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