日本不買運動の先鋒団体「GSOMIAを破棄しないと、ろうそくは文政府にも向けられるだろう」

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進歩(リベラル、左派)団体を中心に、政府のGSOMIA延長決定に反対する動きが活発化しつつあります。金大中大統領の頃から影響力を育ててきた参与連帯、なぜか民主労総、そして、NO JAPANを主導してきた、市民団体の700個からなる巨大組織「安倍糾弾市民行動」も、すべて反対デモを行い、「恥辱だ」「屈辱だ」と口を揃えました。

聯合ニュースから部分引用してみます。

<・・これまでGSOMIA破棄を主張してきた進歩性向の市民社会団体が一斉に反発する声明を出した。参与連帯はこの日の論評を出し、「日本の報復措置には何の変化もないのに、政府は日本との対話を始めるという理由で協定終了を事実上覆した」と指摘した。続いて「政府の決定は、米国の露骨な圧迫に屈服したもので、対日政策でさえ、私たちは自分で決めることができず、米国の束縛から抜け出すことができないという深い挫折感だけ抱かせた」とし「名分なく協定終了の立場を覆した政府を強く糾弾する」と述べた。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

民主労総も政府発表直後に声明を出し「文在寅政府は、安倍政権と米軍部、さらには(※自由韓国党代表の)黄教安に屈服した」とし・・・「民衆大会をはじめ、今後行われる巨大な闘争の導火線になるだろう」と警告した・・

 

・・安倍部糾弾市民行動は「政府の今回の決定は、平和を脅かす決定であり、積弊復活の決定だ」、「GSOMIAは日本軍慰安婦合意と同じく米国によって強制され、朴槿恵政権が強行した代表的積弊協定であり、韓日軍事同盟への道だ」と反発した。続いて「日本の真の謝罪と賠償に基づく新たな韓日関係に進んでいこうとする国民の意志に水を差した」、「予定通り協定を終了することを要求する」と述べた>

https://news.v.daum.net/v/20191122211536680

 

皮肉なことではありますが、参与連帯の指摘が「文外交マンセー」とするマスコミ記事より的確な気もします。

さて、文在寅政府としては、四月(総選挙)前に、「なにか」をやらないといけなくなりました。日本の輸出規制(管理見直し)をキャンセルさせるか、それとも北朝鮮関連で何か画期的な進展を成し遂げるか、それとも経済が急によくなるか。でも、いずれも可能性はそう高くない気がします。

しかし、NO JAPANをリードする団体がなぜGSOMIA破棄にここまで積極的なのでしょうね(笑)。民主労総もそうですが。

別ソースだと、GSOMIA完全終了の夜12時を記念するために集まっていた「糾弾なんとか」団体は、そのまま政府批判デモになってしまった、とのことです。代表いわく「安倍を贔屓する米国のせいだ」「屈辱すぎで惨憺たる気持ちが禁じえない」、と。日本不買運動に同調していた大型スーパーの職員たちも「GSOMIA破棄せよ」と声を高めていました。

また、「GSOMIAを破棄しないと、ろうそくは文在寅政府にも向けられるだろう」とも。

https://news.v.daum.net/v/20191122212400741

 

 

 

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