トランプ氏、「金正恩氏が私との約束を『守らないかもしれない』」と発言

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

昨日のニュースですが、トランプ氏の北朝鮮関連発言に、妙な変化がありました。

今までは、北朝鮮(金正恩氏)が『私との約束を守るだろう』『守って欲しい』『守ると思っている』など、どちらかというと心配だけど、約束を守るだろうという文章でした。しかし、昨日は『守らないかもしれない(私はキムが約束を守ると思うけど、彼は守らないかもしれない)』という表現が初めて入った、というのです。つい去年12月31日にも、『守ると思っている』としていました。

韓国KBSは、これを「なにか大きな情報があったことを迂回的に表しているのではないか」としています。部分引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<トランプ大統領が、金正恩委員長が自分とした約束を守らないかもしれないと話しました。数日前までは、金委員長との親交を言及し、非核化の約束を守るだろうしていましたが、何か北朝鮮の新たな動きを捉えたのでしょうか。

トランプ大統領の言及は、ただ一言でした。「金正恩委員長が約束を破るとは見ていない。でも彼はそうするかもしれない」。フロリダ州での休暇を終えてホワイトハウスに行く機内で、記者団にした言葉です。

中東の状況に対して降り注ぐ質問に答える中だったとはいえ、約束を守るだろうと言ったわずか数日前の発言とは温度差があります・・>

https://news.v.daum.net/v/20200106212052085

 

去年末の北朝鮮の労働党全員会議での、金正恩氏の「核実験やるぞーICBMやるぞー」な発言に対する警告だと見ることもできますが、東亜日報によると、それらの発言が知られた後にもトランプ氏は「約束を守るだろう」と話していた、とのことでして。

<・・トランプ大統領は昨年12月28~31日に開かれた北朝鮮労働党全員会議での金委員長の発言が知られてた直後にも「私は彼(金正恩)が約束を守る人だと思う」と答えた。しかし、1週間後に「約束を破るかもしれない」と言った点について、最近、北朝鮮の内部の動きに関する情報機関の報告内容が反映されたものではないか、とする観測も出ている。

ワシントンポスト(WP)は6日、「2020年には、米軍のバグダッド空襲より大きな懸念が残っている」とし「金正恩は、新しい戦略兵器を約束しており、核・ミサイル実験中止の約束も(事実上)破棄した」と指摘した。続いて「これは北朝鮮の核を抑制できなかったという事実を認めたくないトランプ政権の対応をさらに困難にしている」と説明した。>

https://news.v.daum.net/v/20200107030327595

 

ただの警告か、それとも何か重大な情報をキャッチしたのか。それは分かりませんが、中東での騒ぎが収まる頃には、また北朝鮮で騒がしくなるのではないか・・そんな可能性もあると言えましょう。そもそも、北朝鮮は最初から非核化など考えていません。トランプ氏も多分知っているでしょうけど。

最後に、おまけです。韓国「日本が規制を撤回すれば両国関係は発展するだろう」/北朝鮮「米国が制裁を撤回すれば両国関係は発展するだろう」

 

 

 

文在寅政権の末路』の重版が決まりました!本当にありがとうございます!!!

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

・新刊「文在寅政権の末路」が、発売中(2019年12月27日発売)です!

文在寅政権の現状は何なのか、どこへ向かっているのか、文政権から見た場合、それはそう悪くない末路ではないのか、しかし、大韓民国という立場から見た場合は、どうなのか。あくまで「私」という微力な一人の観点ではあるものの、日本の皆さんに紹介したいと思っている文在寅政権関連の話を、自分自身に率直に書きました。

・「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(2019年8月2日)です!

韓国側からも「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog