韓国で広がる「親日候補」落選運動

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4月の総選挙にて、「親日精算」を名分にした市民団体の動きが活発になっていること、本ブログでも紹介したことがあります。前に紹介したのは光復会と釜山(プサン)地域の団体が中心でしたが、今度は蔚山(ウルサン)でまた同じ運動が始まりました。釜山や蔚山は、韓国の自治体の中でも「広域市」とされ、「道(ド)」と同級の行政区域です。運動を始めた市民団体の名は、なんと「NO安倍・蔚山市民行動」です。

今回は「親日」の条件がさらに範囲が広くなり、総選挙の候補者全員に、親日財産没収、親日派国立墓地改葬法(親日派とされる人たちを国立墓地から追い出す法)、慰安婦合意破棄、日韓GSOMIA永久廃棄などを公開質疑し、その回答を公開するとのことです。

以下、ファイナンシャルニュースの記事から部分引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<第21代国会議員選挙で、親日政党と親日政治家を選ばないための市民運動が蔚山で始まった。NO安倍蔚山市民行動は10日、蔚山市役所プレスセンターで記者会見を開き、「国民の最も切なる願いである親日清算と自主的平和的な国会を作るための国民運動を開始する」と「親日派のない国会づくり運動」を宣言した。

「親日派のない国会づくり運動」は、日本不買運動とNO安倍運動を続け、4月の総選挙で「親日政党」「親日政治家」に票を入れないという国民の意志を表現、集結する運動である。

 

NO安倍蔚山市民行動は「NO安倍ろうそく集会を6ヶ月以上行い、私たち国民は、安倍の日本だけではなく、この地に深く定着した親日積弊を清算しなくては、非常識で屈辱的な歴史を正すことも、韓国社会の正常な発展も不可能であることを痛感した」とし「21代総選挙は韓日戦で、国会から親日派を清算しなければならない」と主張した・・>

https://news.v.daum.net/v/20200210154125324

事実上、「私たちが作りたい法律に文句を言うな」ということですね。国会議員選挙なだけに。

 

 

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