大邱市民、他地域でも診療拒否が相次ぐ・・政府はマニュアルも出さず

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

医療システムがマヒ、診療を受けることが出来なくなった大邱市民たちが、ソウルなど他地域の病院を訪れるものの、診療拒否され、結局は「大邱市民じゃありません」と嘘をいう事例が続出しています。

特に、8日にはこんなことがありました。嘔吐などで苦しんでいた大邱市民A氏は、医院から「大きな病院に行かないといけない」と言われましたが、大邱市では病院で診てもらえず、他地域では「大邱市居住はダメ」と診療拒否されました。結局、ソウルのB病院で居住地を騙して入院できましたが、実はA氏はコロナ19にかかっていました。結局、B病院の応急室(救急室)と病棟が閉鎖となり、無数の患者たちも治療を受けることができなくなりました。

でも、韓国政府は何のマニュアルも出さず、「嘘をつく患者も診療を拒否する病院も処罰してやる」とだけ言っています。以下、韓国日報の記事から部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<ソウル大型病院が、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)から病院を守るという理由で、大邱及び慶北(※慶尚北道)で上京したか、その地域を訪問した患者の診療を拒否・延期している。問題は、このような自己救済策が大邱及び慶北患者にとっては事実上の診療拒否でしかないという点だ。患者が診療を受けるために該当地域の居住者であることを隠すようになると、病院側は新型コロナ感染者を選別することが難しくなる。しかし、政府は、これらのジレンマに明確なマニュアルを提示できずにいる。政府はただ「患者は嘘をついてはならないし、病院は正当な理由なく診療を拒否してはならない」という原則的立場を重ねて明らかにしているだけだ。結局、被害は希望する病院で治療受けられない患者と、診療拒否で対抗するしかない病院が被ることになる状況だ・・

 

・・政府は、これといった解決策が出せずにいる。現行医療法と感染症予防法は、医療スタッフに嘘をつく患者と、正当な理由なく、地域だけの理由で診療を拒否する病院の両方を処罰するようになっており、後で不法が確認されると、処罰するという原則だけを強調しているだけだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20200310010226259

韓国政府は『世界の模範』『世界の標準になる』などと話していますが・・世界ぶっ壊すつもりなのでしょうか。

 

 

※最近、本ブログに「あるイタズラ」が発生しています。それを防ぐためにあるプラグイン(プログラム)を入れました。何か不具合が見つかれば、『インフォメーション』エントリーにコメントください

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が2020年3月1日発売です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・新刊「文在寅政権の末路」が、2019年12月27日から発売中です(アマゾン発売日基準)!文在寅政権の現状は何なのか、どこへ向かっているのか、あくまで「私」という微力な一人の観点ではあるものの、日本の皆さんに紹介したいと思っている文在寅政権関連の話を、自分自身に率直に書きました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog