韓国、コロナ19治療薬の開発ペースが速すぎる?数ヶ月かかるはずの過程を11日で終了

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「韓国情報」とは関係ないと思いますが、前にアビガン関連記事を紹介したこともあるし、今日は日本側のアビガン関連記事を一つ紹介します。ちなみに、韓国政府はアビガンを拒否しています。

アビガンの臨床試験のため、世界30ヶ国から日本に協力要請が来ており、日本政府は臨床試験協力のために無償でアビガンを提供する方針である、とのことです。

<菅義偉官房長官は3日午後の会見で、新型コロナウイルスの治療薬として臨床試験に使用するため、30カ国がアビガンの提供を求めてきているとの見解を明らかにした。政府内では無償提供する方向で調整していると語った。

ドイツが新型ウイルスの治療薬として、アビガンの提供を求めていることに関連し「各国からの要請が増えており、希望する国と臨床試験などで協力していきたい」と述べた・・>

https://jp.reuters.com/article/suga-avigan-idJPKBN21L12T

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

ちなみに、TBSニュースによると、ドイツも「数百万錠単位のアビガンを日本から購入する予定」と報道されています。アビガンについてドイツで感染症対策の第一人者とされる人が「かなり有力な薬だ」と評価している、とも。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3947228.html

 

第一人者って誰だろう?と思ってもう少し調べてみたら、シャリテ大学病院のウィルス研究所長、クリスティアン・ドロステン氏のようです。以下、韓国のニュース1の記事です。

<・・ドイツ新型ウイルス研究の第一人者で、ヨーロッパ最大のシャリテ大学病院ウイルス研究所所長であるクリスティアンドロステン博士は、アビガンについて「コロナ19の治療に有望である。効果を示す初期段階の根拠が明確である」と評価した。

アルゲマイネ・ツァイトゥング(※ドイツのメディア)は「世界各国の製薬会社と科学者がワクチンの研究とコロナ19治療剤の開発に拍車をかけている」とし、「アジアではアビガンが非常に人気を得ている」と指摘した。

現在、中国政府は、アビガンがコロナ19の治療に効果があることが確認されたとし、医療現場で治療薬として使用することを推奨している。日本でも安倍晋三総理が加藤勝信厚生労働相に「コロナ19拡散防止のためにアビガンを活用せよ」という趣旨の指示出した・・>

https://news.v.daum.net/v/20200403082309642

 

こういう「競争」は歓迎すべきことですが・・韓国での動きは、ちょっとだけ不安です。「セルトリオン」という会社の薬がもっとも注目されていますが、その開発速度が速すぎます。あまり引用しない「インサイトコリア」というサイトの記事ですが、こうなっています。

<・・(セルトリオンは)先月12日、6カ月以内に候補となる物質抗体を発掘すると発表した。それからわずか11日後の23日、再び記者懇談会を開き、1次候補物質抗体300種を発掘することに成功したとし、7月末までに臨床試験に突入すると宣言した。1次候補物質の発掘だけでも、一般的には2〜3ヶ月かかるというのが業界の見方だが、セルトリオンは、これを約3週間ぶりに成し遂げた。今月2日には、2次候補物質の発掘手続きも終えたと発表した。

セルトリオンが注目される理由は、全世界の製薬・バイオ企業が時間的圧迫とコスト的負担のために新薬再創出方法を選択するのとは異なり、コストを考慮せずに公益的な次元で新薬開発に飛び込むたからだ。さらに、驚くほど急速に時間を短縮させている・・>※危ないサイトではありませんが、ポップアップが多いようで、ご注意ください。

http://www.insightkorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=78778

いつもの「日本より先に開発しないといけない」という強迫観念によるものでないならいいですが・・・

 

 

 

 

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