「経済」不満を「防疫」満足が圧倒・・韓国総選挙、与党が大きくリード

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4月15日、韓国の総選挙。政党支持率を紹介します。選挙法的に、世論調査が実施できるのは昨日まででしたので、これが選挙前の最後のものとなります。結論から言いますと、『防疫世界一』作戦と、野党側の自滅(何一つパッとしない)のもあって、与党である共に民主党のほうが、かなり優勢です。大きな異変でも無いかぎり、与党の勝利はほぼ間違いなさそうです。

それでは、以下、『ソウル経済』の記事から、世論調査結果の部分を引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<ソウル経済が、公職選挙法上、世論調査ができない期間に入る直前の今月7〜8日、緊急世論調査を行った結果、4・15総選挙の情勢が執権与党の共に民主党のほうにかなり有利になっていることがわかった。

ムン・ジェイン政権発足後の、経済状況が悪化したという認識の方が、改善したという認識よりも多かったが、韓国を襲った新型コロナウイルス感染症(コロナ19)に対する政府の対応を肯定評価したことが否定の評価を圧倒したことで、現れた結果だと思われる。

※失礼ながら書き方がちょっと微妙だったので書き直してみると、『経済は悪化したと思う人が多いけど、防疫での肯定評価が多すぎで、全体的に与党支持が強くなった』です※

 

第1野党である未来統合党が最近、不適切な言動で論議をかもしたことも、このような形勢に影響を及ぼしたという分析だ。

本紙が世論調査機関であるエム・ブレインに依頼し、7〜8日、全国18歳以上の成人男女1,003人を対象に「明日が投票日であれば、選挙区の国会議員でどの政党の候補者に投票するのか」と尋ねたところ、43.7%が民主党候補と答えた。統合党候補と答えた回答者は24.7%にとどまり、格差が19%ポイントに達した。これはソウル経済が先月5〜6日、全国18歳以上の成人男女1,009人を対象に調査したときの違い(15.9%)より3.1%ポイント広がった数値である。当時は共に民主党が38.8%、統合党が22.9%であった・・>

https://news.v.daum.net/v/20200409175537387

ちなみに、3位は正義党ですが、その支持率は3.7%にすぎません。比例政党が乱立したことで、『共に市民党』など、現与党の衛星政党に票を奪われた模様。事実上の、共に民主党と未来統合党、そしてそれぞれの衛星政党の一騎打ちとなりそうですが・・支持率の格差は、広がりつつあります。

 

 

 

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