挺対協のユン・ミヒャン(尹美香)前代表、当選確実

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完全に選挙結果を見てから書こうかとも思いましたが、明日の朝は更新が遅れそうで、夜にもう一つ更新しておきます。

挺対協(正義を記憶する連帯)の前代表でもあるユン・ミヒャン氏が、共に民主党の衛星政党である「共に市民党」の比例議員として当選した、と思われます。共に市民党は15~20議席は取れると予想されており、ユン氏は7番目です。

ユン氏のことで、いわゆる強制動員被害者たちがユン氏の辞退を要求したり、朝鮮日報がユン氏関連の記事を削除する騒ぎがありました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

まず、いわゆる強制動員被害者たちが、ユン氏の出馬に反対していたことからです。朝鮮日報の記事です。

<・・日帝強制動員被害者の家族や子孫たちは、ユン候補がこれまで「少数の慰安婦を懐柔して反日に逆利用した」、「日帝被害者ではなく、運動圏として自分の利益だけ追求した」、「夫は反米の先鋒で北朝鮮スパイ事件に巻き込まれて、いくつかの有罪判決を受け、子供はアメリカで留学しているダブルスタンダード」などを問題に挙げた。続いて「共に市民党がユン氏の出馬をやめさせないなら、4・15総選挙と次期大統領選挙で民主党を拒否することを決意したと激しく抗議した・・>

https://news.v.daum.net/v/20200412141241415

いやいや、どの口が反日を語るか・・としか言いようがありませんが・・ひょっとして、この団体は、慰安婦問題だけがメジャーになりすぎることを警戒していたのではないか、そんな側面もあるかもしれません。

 

次、朝鮮日報が彼女関連の記事を削除した件です。ここからは「メディア今日」の記事です。

<日本最大の日刊紙、読売新聞が、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)代表出身のユン・ミヒャン共に市民党比例代表候補の国会進出を警戒する報道に出たは朝鮮日報の記事が削除された。

朝鮮日報イ・テドン東京特派員が書いた8日付けの記事「日本読売、挺対協前代表国会進出の可能性に警戒心」によると、読売は「韓国人慰安婦支援団体の前代表であるユン・ミヒャン候補が総選挙で当選圏にあり、彼女は国会議員になると慰安婦問題で韓国政府の対日強硬姿勢を強化させるだろう、という分析が出ている」と報道した・・

・・ところが、この記事は1時間後に「彼女が国会に入ると・・日本が警戒している與比例党の候補」とタイトルが変わり、現在は記事が削除された状態だ・・

 

・・共に市民党は11日、論評を出し、「朝鮮日報は読売の口から(ユン・ミヒャン候補の当選が)「消耗的な法的論争に発展する可能性」や「外交関係に悪影響」と話してほしいようで、批判のない文を掲載、議論になると記事を削除した」とし「女性の人権と平和の実現の国際的拡散を願うユン・ミヒャン候補は、読売新聞や朝鮮日報には目障りなのだろう」と主張した。>

https://news.v.daum.net/v/20200411165330762

やはり、『朝鮮日報=親日』の構図を気にしての削除でしょうか。分からなくもないけど、記事を削除した理由はハッキリしないとダメでしょう。

今回の選挙、いまのところは、ナ・ギョンウォン氏とファン・ギョアン氏が負けたことがもっとも印象的です。ただでさえリーダー不在の保守右派には、本当に痛い展開となりました。他に、「親日」とされていた人たちが次々と負けています。これについては、明日のエントリーでまとめてみます。

しかし、まだ確定ではありませんが、韓国に亡命した元北朝鮮外交官テ・ヨンホ(太永浩)氏が、テグミン(太救民)という名前で出馬、当選が予想されている、というニュースもあります。

 

 

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