韓国、また「不正投票」騒ぎ・・今度はQRコード

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

今日は、韓国の総選挙の日です。事前投票(期日前投票)がかなり高い投票率だった、と言われていますが・・そんな中、韓国名物、不正投票騒ぎがありました。投票用紙の発行枚数などを管理するために、投票用紙にはバーコードが印刷されています。ですが、なぜか今年の投票用紙にはQRコードになっていました。一連番号、選挙区などの情報が入っているそうです。これが、問題の発端です。

どこの誰が先に言い出したかは分かりませんが、QRコードになった理由は『どの政党に投票したかの個人情報が流出される恐れがある』という展開になりました。明らかに考えすぎですが、実はこの点、選挙管理委員会側にも大きな問題があります。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

言うまでもなく、個人情報がどうとかいうのは、考えすぎです。しかし、一部の保守団体を中心にこの話が拡散しつつあり、中には事前投票で不正行為がある(に違いない)という話も広がりつつあります。朴槿恵氏が勝利した大統領選挙でも、左派陣営を中心に不正選挙騒ぎがあり、中には、なぜか米国ホワイトハウスに「韓国の投票やり直し」の請願を入れる人もいました。選挙結果が保守側の負けになると、QRコードネタはまたしばらく韓国のネットを炎上させることになるかもしれません。

 

しかし、これは選挙管理委員会にも問題があります。なぜなら、選挙法には『バーコード』になっていて、QRコードは、選挙法違反の恐れがあります。まだ通過していないけど、韓国の国会には「選挙法は『バーコード』だけを明記しているので、QRコードなど幅広い方式に選挙法を改正すべきだ」という改正案が提出されています。すなわち、今の法律解釈では、投票用紙にはバーコード以外は使ってはなりません。

 

「韓国経済」は、不正投票疑惑については事実ではないとしながらも、この部分についてはこう書いています。

<・・国会安全行政委員会も2018年8月、「2017年度の行政安全委員会所管の中央選挙管理委員会決算予備審査報告書」にて、「現行の公職選挙法第151条、事前投票用紙のシリアル番号を、棒状の記号(※バーコード)で表示するように規定している」とし、「(※今年の)選挙管理委員会はQRコードを印刷しているが、これは現行法に適合していない側面がある」と指摘しました。キム・ビョングァン共に民主党議員は、同月、バーコードの定義を「コンピュータが認識できるように表示した記号」と変える公職選挙法改正案を発議したものの、国会でまだ通過できていません・・>

https://news.v.daum.net/v/20200412094903372

 

なんで選挙管理委員会がこういうのを勝手に変えるのかな・・他にも、各地域区で選挙管理委員会の越権行為が問題となっています。基本的には与党候補に有利な判断が多い、とのことですが、判断の内容はともかく、選挙管理委員会だけで決められない事案まで含まれているとのことでして・・

コロナ19により、在外公館での選挙(在外国民投票)に10万人以上の人が投票できなかったこともありますし、不正投票の疑惑まで広がっている昨今。いつものこととはいえ、今回も選挙前より選挙後がうるさくなりそうです。

 

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が2020年3月1日発売です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・新刊「文在寅政権の末路」が、2019年12月27日から発売中です(アマゾン発売日基準)!文在寅政権の現状は何なのか、どこへ向かっているのか、あくまで「私」という微力な一人の観点ではあるものの、日本の皆さんに紹介したいと思っている文在寅政権関連の話を、自分自身に率直に書きました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog