韓国、南北鉄道連結再スタート・・経済性・財源調達の事前検査は「免除」

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総選挙勝利の後に、真っ先にやるのは高位公職者犯罪捜査処ではないだろうか・・と思っていましたが、どうやら南北鉄道連結のほうが先になりそうです。韓国では「日本の未来は韓国にかかっている。完成すれば日本が泣きついてくる」と信じられている、あの南北鉄道連結のことです。

文政府が、南北鉄道連結を再スタートすると発表しました。いわゆる東海北部線という鉄道で、今回鉄道を作るとしたのは、北朝鮮側ではなく韓国側の部分です。北朝鮮側が連結に応じればいつでも繋げられるように、軍事境界線直前まで鉄道を作っておく、というプランです。キャプチャー画像の、朝鮮半島の韓国の東の方(日本海の方)に見える赤いラインで、約104kmです。キャプチャーの際に私が適当に引いだ赤いラインが、南北の境界線です。

どうやら、予備妥当性調査(事業の経済性や財源調達などを予め調べること)の免除にするなど、「やるったらやる」感が半端無いようでして・・以下、文化日報の記事から、部分引用します。

 

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<統一部が27日、江原(カンウォン)高城(ゴソン)一帯で南北縦断鉄道の接続機能をする「東海北部線推進決定記念式」を開催するなど、南北協力事業でスピードを出している。与党の第21代国会議員総選挙「圧勝」を契機に、対北朝鮮事業推進のための、事前整地作業と見ることができる。韓米首脳も新型コロナウイルス感染症(コロナ19)防疫のための対北支援の原則を再確認したが、政府が任期内に北朝鮮関連政策の成果を出すために、東海北部線の推進のための予備妥当性調査まで省略することはやりすぎであり、ゴリ押し式対北政策でしかないという指摘が出ている・・

 

・・政府がこの日、予備妥当性調査免除というカードを取り出したのは、南北協力事業のスピードを出すための措置とみられる。南北鉄道事業は数兆ウォンの予算が必要なだけに、大規模財政が投入される新規事業を対象にその経済性と財源調達方法を判断する予備妥当性調査が、事業実現のカギである。政府が南北鉄道事業についての妥当性調査を免除することで、莫大な予算投入が可能になり、この場合、「北朝鮮への一方的支援」との議論が加熱される可能性も排除できない・・>

https://news.v.daum.net/v/20200420121059572

ちなみに、「韓米首脳が北朝鮮支援に合意」と言うのは、防疫に必要な手指消毒剤などのことで、鉄道連結は関係ありません。

 

 

 

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