「韓国の婿」メリーランド州に輸出した検査キット50万回分、FDA未承認による負担で1個も使用されず

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なんか・・いろいろと、もうワケが分からなくなってきた、K・防疫シリーズ、また続きます。

韓国系奥さんの積極的な働き(?)もあって、メリーランド州が韓国から検査キット50万回分を購入した件。本ブログでも、「韓国の婿」という呼び方とともに、紹介したことがあります

ですが、その50万の検査キット、FDAが承認していないので、メリーランド州に到着してから10日が過ぎた今でも、まだ1個も使っておらず、これからも使用の可否がわからない、とのことです。

 

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中央日報の記事によると、米国では、FDA未承認の検査キットでも、州政府の判断により、販売できることになっています。コロナ19事態により、規制が緩和されました。だから、別に韓国製でも、使いたければ使えばいい、そんな状況ではあります。

しかし、それは、ちゃんとFDA承認を受けた製品が足りなくなった場合のこと。まだFDA承認を受けた製品に余裕があるのに、州がFDA未承認の製品を検査に使うには、相当な負担があります。政治的にも、医学的にも州政府としては簡単に決めるわけにはいかないでしょう。結果、まだ1個も使っていない、これからの使用も不透明だ、と。

いま過去エントリー(韓国の婿)を読んでみると、なんでトランプ大統領とペンス副大統領がホーガン州知事を批判したことに、紙面では伝わっていない側面があった、と気づけます。『FDA承認の製品もまだ余裕があるのに、未承認製品をそんなに購入するなんてバカか』という趣旨だったのでしょう。

 

中央日報は記事の最後で、こう伝えています。

<・・現在コロナ19診断キットに関するFDAの緊急使用承認を受けた韓国企業は、4社だけである。先月24日、ムン・ジェイン大統領がトランプ大統領との通話で、「(米国に診断キットを支援するには)FDAの承認手続きが必要になる」と話した後、比較的迅速に緊急使用の承認を受けた。

しかし、それから状況が変わり、外交部と食品医薬品処など関係省庁は、それら企業と一緒に米側と協議を続けているが、厳しいFDAの承認手続きを通過するのに困難を経験しているという。

外交部は先立って、去る3月末、FDA緊急使用の承認手続きにはそんざいしない「事前承認」という用語を使ったプレスリリースを出し、過剰宣伝だという批判を受けたりもした。>

https://news.v.daum.net/v/20200429123831401

今回「婿」さん宛に売った製品は、その緊急使用承認すらも受けていない会社の製品です。

 

 

 

 

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