韓国紙、日本厚生労働省の「性能評価が必要」発言を『物乞いのくせに料理の味を気にしてやがる』と紹介

連続更新、行きます(`・ω・´)

実はこれが午後の更新になる予定でしたが、ちょっと悩んでしまいましてて・・結局、更新することになりました。ブログの元記事ソース以外は、日本ではあまり知られていない「イーデイリー」というメディアがあります。それほど大手ではありませんが一応新聞も発行しているし、ケーブルテレビ局も持っている、メディア企業です。

韓国側の記事が、『これはうちが言ったのではなく、◯◯が言ったことを掲載しているだけ』というスタンスで記事を書くのは、珍しいことでもありません。特に日本側の人が安倍政権に対する文句などを言うと、「なんと日本人『も』~~~と言っている!」と盛り上がります。それを紹介して、ある種の論拠にしている時点で、それは「記事の一部」であり、発言者の責任にすることは出来ないと、私は思っています。いつも拙著に他人の意見を引用する際、心がけている点でもあります。

・・・・ですが、なんと、ネチズンのコメントを『すっきりした!』としながら紹介し、それだけで終わる記事がありました。その中でも、記事の題になっているのが、『ご飯を乞う物乞いが、気味尚宮を呼びやがる』というコメントです。

気味尚宮とは、王が食べる料理の味見を担当する人(毒などが入ってないかを調べる役目でもあります)で、その中でも尚宮なら、宮殿で働く女性の中ではかなりの高位職となります。すなわち、物乞いが、ただいま恵んでもらったご飯に毒が入っていないか、味はどうなのかを知るために、気味尚宮を呼んだ、というシチュエーションです。一言で、「身の程を知れ」です。もう少し分かりやすく日本語に訳するなら、『物乞いのくせに、料理の味を気にしてやがる』あたりにすれば、それっぽい訳になれるでしょう。このコメントは、厚生労働省の「性能評価」発言の記事に付いたコメントだそうです。なんと、「いいね」が88300個も付いていた、と。

 

他にも、記事は、昨日紹介した「安倍が手を伸ばした(ということにした)」関連記事のコメントまで含めて、以下のものを紹介しています。

「今日4月28日は忠武公(イ・スンシンのこと)誕生日である。当時うちの船がお前らの船よりずっと壮大で、当時は世界最強の水軍だった」、「最近TVに出てくるお前らを見ていると、あんなXXどもに国を奪われたのかと、恥ずかしい」、「もう負けない。私たちは大韓民国だ」、「自分便利な時だけ、隣国、重要な国」、「韓国叩きが効かなくなったか?もう遅いよ」、「信じられない国だと輸出規制していたよね?」、「助けてくださいでもなく、協力だって?」、「番号札取って、待ってろ。順番が来るか分からないけど」。

 

記事を読んで、「もともとこういう趣旨の記事かどうか知らないけど、これは本当にメディア企業の記事なのか」と疑問でした。とはいえ、記事が『これらはすっきりするコメント』と紹介している時点で、これは記事の一部。エントリーすることにしました。記事は、安倍総理の『協力』発言を、『遅すぎた求愛』としています。これらのコメントは、ひょっとすると、論拠のつもりなのでしょうか。

https://news.v.daum.net/v/20200502000542147

 

 

 

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