『K防疫』の裏・・警察が店の客を追跡開始、自治体は何の話し合いもなく同業店全てに営業禁止命令

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K防疫(笑)という言葉が、日本のマスコミでも見られるようになり、いまでも「韓国を見習え」と「韓国とはシステムが違う」という2つの意見がぶつかっています。

昨日~今日の、いわゆる『梨泰院感染』の件で、韓国がどんなやり方をしているのか、自治体は何をしているのか、紹介します。本エントリーの趣旨は、『良い・悪い』の決めつけではありません。こういう類のやり方が、果たして必要なのかどうか、どこまで受け入れるべきなのか。そういうことを考えるきっかけになれれば、と思います。

まず、ソウル市が、遊興業所(キャバクラのようなものですが、普通に酒飲むところから、風俗店まで、様々な形のものがあります)に「集合禁止(事実上の営業禁止)命令」を出しました。問題となった店だけでなく全ての同業の店に適用され、従わない店を告発することができます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<ソウル市が、梨泰院クラブ発の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)集団感染事態により、遊興施設にとっては事実上の営業停止となる「集合禁止命令」を取り出した。

パク・ウォンスンソウル市長は9日午後、予定になかった緊急ブリーフィングを開いて、「今すぐ全ての遊興業所施設に集合禁止命令を発令する」と話した。集合禁止命令は、文字通り「複数の人が集まることを禁止する」ことで、感染症の予防及び管理に関する法律に基づいて、知事が感染症の予防のために行うことができる。営業を維持すれば、必然的に多くの人が集まるようになる遊興業所の特性上、集合禁止命令は、営業停止命令と同じ効果を出す・・>

https://news.v.daum.net/v/20200509161019331

前にも命令を出していましたが、解除されたばかりでした。今回は解除時限無し。命令に違反すると、店に罰金賦課、および店を告発することができます。

 

警察は、防犯カメラや、携帯基地局の記録などを追跡、梨泰院の店を訪れたことがあるとされる人たち(昨日の報道だと確保できた客リストは1500人分、その中で連絡できなかった人たち)を追いかけています。

<ソウル、イテウォンのクラブで発生したコロナ19集団感染の事態と関連し、警察がクラブの訪問者追跡を始めました。(※店の訪問者リストに)虚偽の情報を書いたか、または連絡が届かない訪問者が多いためであり、CCTV映像とカード支払い履歴はもちろん、通信基地局の接続記録も調べることになります・・>

https://news.v.daum.net/v/20200509151540909

 

職場など、動線(感染者がどんな店に寄ってのかなど)が、全て公開されているという話は前にもしたので、省略します。

日本では、命令でもないのにほとんどの人たちが国や自治体の動きに協力しています。でも、この前、一部のパチンコ店が営業を続けていた・・というニュースなどもありました。『何やってんだアイツラ』と思わずにはいられない内容ですが。しかし、それをもっと強く制御するというなら、何をどこまでやるべきでしょうか。これから、そんな議論が起こる可能性は高いと言えましょう。もし日本が今回のような『緊急事態』に関する法律改正を始めるなら、どんな方向を目指すべきか、どこまでやるべきか。難しい問題ではありますが、避けて通れない議論になるでしょう。

 

 

 

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