入国規制、『特段の事情』で日本に入国した韓国人は10人未満か

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

最近、また「日本で就職」関連の話が増えました。ニュースでも、それ以外のネットのサイトでも。同じく、曇った瞳には曇ったものしか映らないのか、この前『青年(拡張)失業率26.6%』エントリーを書いたせいもあるのかもしれません。

日本は衰退衰退衰退でも日本で働く、日本は放射能放射能放射能でも日本で働く、日本は不買不買不買でも日本で働く、そして「日本はコロナコロナコロナでも日本で働く」まで出てきたわけです。

今回もKBSが、表面的には『外国人』としながらも、明らかに『韓国人』の入国を制限する日本の措置(水際対策強化)に文句を言う内容を報道しました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

『基準と公正性の無い日本の入国禁止』というニュースで、内容は「コロナ19事態に、日本政府が今年3月から入国禁止措置を実施中ですが、これが長期化し、特に日本に居住する外国人の不便や被害が深刻です。再入国基準が明確でなく、一度日本を離れると戻って来ることが難しいため、出国しなくなり、故国の両親の葬儀に参席できない事例まで出てくるほどです・・」、と。

https://news.v.daum.net/v/20200523212910322

 

ここからは邪推なので引用とは別にしますが、記事は、日本は『特段の事情』の場合に入国できるとするが、なんでドイツの『長期滞在外国人』、オーストラリアの『人道的配慮が必要な場合』など明確な基準を置かないのかとし、迂回的に『日本が韓国人を排除している』という流れを作ろうとしています。記事で言う葬式の件も、韓国人の場合です。

確かに『特段の事情』があれば入国できますが、いままでこの『特段の事情』で日本に入国できた韓国人は、10人にもならない、とも。

 

でも、個人的に、「長期滞在外国人」だから例外にするというのは、明らかに今回の入国制限の趣旨と相反します。「人道的配慮」も、人道的というのが何なのかはそれぞれ違うし、それを明確な基準とは言わないでしょう、普通。実際、日本でも10人は『特段』と認められて入国できたわけですから、無条件でダメだとしていたわけでもなく。詳しくどんな事情だったか分からないので何とも言えませんが、むしろ、10人未満ぐらいがちょうど適切に運用されていると言えるのでは?

外国人が苦しんでるーとしながら、明らかに韓国人をもっと受け入れろ、とアピールしたいようですが・・その外国人には給付金も支援しなかった韓国が、何を言っているのか。日本に住んでいる外国人の一人として、ツッコんでおきます。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が2020年5月31日発売です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が発売中(2020年3月1日)です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog