経済メディア、日産の韓国撤収で「喜ぶ人が多いが、現実を見よう」

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日産の韓国撤収で、韓国のネットでは「不買運動の力」「ついに勝った」など、歓喜のコメントが相次いでいます。なんと、世界日報などマスコミも「不買運動などすぐ冷めると言ってた日本の日経が表情管理している(本当は悔しいのに、何ともないふりをしている)」などの記事を載せたりしました。

そんな中、一部の経済や金融関連をメインとするメディアが、ずいぶん大人しい文章ではあるものの、「これは喜ぶことではない」とする趣旨の記事を載せています。マネーSというネットメディアの記事を一つ紹介します。

『(日産にとって韓国は)自尊心を折ってまで居座るほどの市場ではなかったという意味だ』という一行が、いかにも韓国らしいイメージを編み出しています。オチとか無く、引用終わったらそのまま終わりとします。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<韓国日産が撤退する。これまで行われた日本の不買運動に白旗をあげたのだと、喜ぶ人が多い。明らかに一定部分の影響はあっただろうが、あくまでも表面を見ただけの判断である・・

・・韓国日産を見てみよう。日本の自動車会社だと非難され、嘲笑されていた対象が、いよいよ撤退する。(※不買運動などで韓国側が)『勝った』と思うのか。見方によっては、これは負けでしかない。屈辱を受けながらも自尊心を折ってまで何とか居座ろうとする市場ではなかったという意味だ。

日産が撤退すると、その会社で働いていた人たちは、彼らと取り引きをしていた多くの企業は、その企業で働いている多くの人々は、仕事を失う。彼らは誰かの子供であり、生計を担う家長であり、私たちの隣人なのだ。

 

自動車産業という側面から見ても、こうもあっさり出ていくのはいいことではない。何とか生き残って市場の多様性を維持したほうがよい。それでこそ消費者の選択が増え、特定の企業や特定の集団に偏る現象も緩和できる。どちらか一方に傾くと、必ず別の問題が生じる。

現実を見なければならない。これからは、ルノー – 日産 – 三菱アライアンスの新たな戦略が韓国の自動車産業にどのような影響を与えるか、関心を持って見守る時点だ。当然だが、次はルノーサムスンが気になる。>

https://auto.v.daum.net/v/20200530080359622

 

 

 

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