韓国独立有功者協会、警察庁長に「71年前の親日警察」で謝罪を要求

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韓国の独立有功者協会である「光復会」が、6月6日を「民族の精気が踏み潰された日」としながら、警察庁長(警察庁長官)に『71年前に警察がやった親日行為』を謝罪しろと要求しました。この過程で、光復会の主張に反対する人たちに暴言を吐いたり、足を蹴ったりしたとのことです。以下、「ペンアンドマイク」から部分引用します。

<ソウル市中区にある中部警察署の前で、6日午後3時光、復会(会長キム・ウォンウン)主催で「親日警察反民特委襲撃追悼集会」が開かれた。この日の集会には、キム・ウォンウン光復会会長をはじめ、ソン・ヨンギル加え民主党議員、イム・ホンヨン民族問題研究所所長など、70人余りが参加した。特に日本軍慰安婦像(いわゆる「平和の少女像」)の作家であり、従北議論をはじめ、各種不正疑惑が提起された正義記憶連帯の理事長であるキム・ウンソン作家と彼の妻キム・ソギョン作家も姿を現した。

 

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キム・ウォンウン光復会会長はこの日の集会で「71年前の今日こそ、親日警察が反民特委(反民族行為特別調査委員会)を襲撃した日」とし、「この日からこの国は、親日派の、親日派による、親日派のための国にされてしまった」と主張し、 「光復会は、今年からこの日を『民族の精気が踏みにじられた日』と定め、記憶する」とした。それとともに、キム会長は、「国家権力が不法・不当に行った過ちについて、警察庁長は国民と歴史、そして独立有功者に謝罪することを要求する」と付け加えた・・>

http://www.pennmike.com/news/articleView.html?idxno=32233

彼らに反対する立場のデモもあったそうですが、いわゆる一人デモだったそうです。光復会のメンバーたちは彼らに「親日派」など暴言を吐き、足を蹴ったり、ピケを奪って逃げたりしたとか。

 

71年前の6月6日に何があったのかというと、1949年~1950年の間、親日派を見つけ出すために活動していた「反民族行為特別調査委員会」が、警察の襲撃を受けた日だそうです。光復会は「その襲撃事件のせいで、それから韓国は親日派のものになった」と主張しているようですが・・

私が知っている限りだと、当時、反民族行為特別調査委員会が、武装し、警察局の人を『親日派だ』と逮捕してしまい、警察局が委員会の事務所を攻撃、武装解除させたことがあります。多分、そのことではないでしょうか。当時、委員会には担当の裁判官や調査官などがいたものの、人を逮捕できる権利があったのかについては、不確かです。

 

 

 

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