北朝鮮、文大統領をガン無視・・「合意で非武装だったところに、再び軍を配置する」

ブログ表示に不具合があった場合(ツイッター経由でよく起こります)、リロード、またはここをクリックしてください

 

昨日もお伝えしましたが、「合意を守ろう」とアピールした文大統領。しかし、北朝鮮は今までいくつかの「合意によって軍を配置しなかった場所」に軍を再配置すると発表しました。

開城工業団地、金剛山観光地区(観光客用通路など)、そして文大統領との合意で一部の軍を撤収させた非武装地帯の監視哨所(Guard Post)などが、その「場所」として予想されています。まるで、「合意を守る」とした文大統領のメッセージを『待っていた』ような気もします。

あと、「韓国にビラを散布するぞ」ともしており、軍のこれもまた、効果の程はともかく、意図的に合意を破る行為の一つになるでしょう。

以下、聯合ニュースから部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<北朝鮮軍は16日、南北の合意に非武装化された地域に再び進出し、南に向けてビラを散布すると予告した。ムン・ジェイン大統領が前日、6・15南北共同宣言20周年を迎え、「私とキム・ジョンウン北朝鮮国務委員長が8千万同胞の前で交わした朝鮮半島の平和の約束を、取り消すことなどできない」と明らかにしたが、そんなこと気にせず、対南軍事圧迫を高めたのである。

北朝鮮人民軍総参謀部はこの日、「公開報道」形式で発表した報道文(※朝鮮中央通信、労働新聞などに掲載)から「我々の軍隊は、最近北南関係が悪化の一途で突き進んている事態を鋭く注視している」と述べたと、朝鮮中央通信が伝えた・・

 

・・(※軍を撤収させた場所に再配置する、ビラ飛ばす、などの内容の後)北側が言った「合意に基づいて非武装化された地帯」は、開城と金剛山一帯を意味するものと見られる・・

・・また、2018年9・19南北軍事合意に基づいて断行した、一部の監視哨所(GP)撤収措置を撤回し、軍事境界線地域で軍事的緊張を高める可能性も提起される・・>

https://news.v.daum.net/v/20200616081958857

とりあえず、ボールプール状態の韓国ですが・・昨日お伝えした産業遺産情報センターの件では、日本大使を呼んで激しく抗議した、とのことです。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が発売中(2020年5月31日発売)です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が発売中(2020年3月1日)です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog