韓国カトリック司祭「平和のため、日米朝への膺懲(征伐)を神様に祈りましょう」

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キリスト教の重要な教えに、「人を判断しようとするな」というのがあります。その人が本当に罪人なのかどうかは神にしか分からないものであり、それに、「私」も神によって罪を赦された存在であるため、他の人に罰を与えようとしてはいけない、というものです。キリスト教の核心教義「赦し」の一つの側面でありますが・・韓国のキリスト教徒の特徴として、神に「私を赦してください」は涙を流しながら泣き叫ぶのに、「他人を赦しました」とはなかなか言いません。

韓国では、キリスト教の旧教(カトリック、天主教)と新教(プロテスタント、基督教)が仲が悪く、まったくの別宗教扱いとなっています。この点、拙著やブログなどでは、私が信徒として経験した方(新教)を取り上げてきましたが・・今日は珍しく、カトリックの教え(?)の方を紹介します。カトリック・プレスというメディアに正式司祭が書いたもので、他国を『神に征伐してほしい』としています。

 

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<・・これまでのように、米国が自分の国内情勢に合わせて南北問題を利用しようと仕掛けてきた場合、また、米国と調整しなければならない韓国の立場に満足しない北朝鮮が、平和な関係を破って対決姿勢で出てくる場合、南北分断の責任がもっとも大きい日本が、軍国主義の記憶を捨てずに南北対決を煽ってくる場合、最後に、親日的な政治勢力と偽の保守言論が世論を操作しようとする場合・・

・・(※そんなときには)神に、平和を守るための次元で、彼らの間違いを膺懲(征伐して懲らしめる)なさる役割をしてくださるよう、求めるしかありません。すでにそのような兆しは、少しずつ現れています。要するに、神は愛と平和の力でいらっしゃいます。そして、私たちはその力を自分の生活の中においても、民族の生活においても、そのいずれの場合にも、うまく使わなければなりません。力が必要です。>

http://catholicpress.kr/news/view.php?idx=6597

 

この司祭は『神様の道から外れた者たちを征伐するのは神様の役割で、それを完全に見習うのは神の民たる私たちの責務です』としています。自分の気に入らないもの全てを滅ぼす魔神を召喚しようとしている、私はこの文を読んでそう思いました。いや、それを言うなら・・中国はいいのですか、司祭さん。

以上、たまに出てくる、シンシアリーのブログ「Khrist教」シリーズでした。

 

 

 

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