文在寅大統領「朝鮮戦争で私たち民族が苦しんでいた時、特需を享受した国もある」

ブログ表示に不具合があった場合(ツイッター経由でよく起こります)、リロード、またはここをクリックしてください

 

昨日、なぜか夜になって朝鮮戦争70周年公式イベントがありました。新型コロナのせいで室内ではイベントができず、野外でやるために涼しい時間帯を選んだ、とのことです。北朝鮮に配慮して夜にこっそりやった、という話も無くはないですが(笑

日本ではほとんそ報道されていませんが、そこで、文在寅大統領が「私たち民族が戦争の苦しみを味わっていた頃、戦争特需を享受した国もある」と話しました。名指しはしていないけど、日本のことです。

前にも書いた記憶がありますが・・韓国は、朝鮮戦争のときの日本の役割を全否定しています。ただ、「戦争特需を享受し、そのおかげで経済大国になった」としているだけです。以下、ハンギョレ新聞から部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・文大統領が戦争特需を言及したのは、ジョン・ボルトン回顧録で、韓半島の平和を絶えずに妨害し、冷戦の構図を維持しようとする日本の素顔が明らかになったことと、無関係ではないようだ。

ボルトン前ホワイトハウス安保補佐官は、「北朝鮮が絶対に核兵器を放棄しないだろうし、行動 対 行動方式のアプローチは効果がない」とし、北米(※米朝)首脳会談成功を防ごうとする安倍晋三総理と谷内正太郎・当時日本国家安全保障局長の行跡を記述した。

北米首脳会談を通じて韓半島の平和プロセスを進めようとしていた文大統領の構想を妨害しようとする日本の外交戦略が明らかになったのだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20200626155603062

 

日本は民族の敵。それは韓国社会に置いて、「同じ民族の北朝鮮」を擁護する力にもなります。その朝鮮戦争のときに日本が無かったら、朝鮮半島がどうなっていたことか。そういうところまで『考えてはいけない』のが韓国人の愛国でもありますが・・2019年にはスウェーデンで、「南北は今まで他国を侵略したことが一度もない」と話し、南北という単位で考えることで、北朝鮮の侵略をノーカウントにしようとしたこともあります。でも、やはり「反日」があるのと無いのとは、説得力の差が圧倒的ですから。その改良版かもしれません。

とりあえず、大統領自ら『ボルトン回顧録は本当だよ』と告白したことだけは、なかなか勇気があると言えるでしょう(違う

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が発売中(2020年5月31日発売)です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が発売中(2020年3月1日)です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog