慰安婦・強制徴用被害者など、急に仲良くなってイ・ヨンフン、リュ・ソクチュン教授を『死者名誉毀損』で告訴

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イ・ヨンスが、急に正義記憶連帯と仲直りしたと思えば、今度は強制徴用被害者(いわゆる元徴用)たちと一緒にイ・ヨンフン、リュ・ソクチュンの両氏を告訴しました。

イ・ヨンフン氏は「反日民族主義」のメイン著者です。リュ・ソクチュン教授は、去年9月に「慰安婦は売春婦だった」と話して、韓国では大騒ぎになりました。先月末には月刊HANADAに「慰安婦は就業詐欺だった」とする趣旨を寄稿したこともあります。

この件、全斗煥氏のときと同じく、「死者名誉毀損」です。全斗煥氏に関する過去エントリーでも紹介したことがありますが、死者名誉毀損は、虚偽の事実を摘示して故人の名誉を毀損した場合に成立するもので、「真実を摘示した場合には成立しない。嘘をついたときだけ成立する」とのことです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

以下、中央日報から部分引用します。

<日本軍慰安婦被害遺族と強制徴用被害者イ・ヨンフン前ソウル大教授とリュ・ソクチュン延世大教授を相手に告訴・告発状を出す。日本軍慰安婦被害者であり、女性人権活動家であるイ・ヨンスさんも原告として参加する。1日、訴訟代理人ヤン・テギョン弁護士によると、日本慰安婦被害と日本の強制徴用被害者遺族は、イ前教授とリュ教授を、死者名誉毀損でソウル中央地検に告発状を出す計画だ・・

・・類教授は先月29日にも日本の右翼性向雑誌月刊「HANADA」日本の韓半島植民支配に対する韓国社会の通念が間違っているとし、「慰安婦は就職詐欺にあったのだ」と改めて主張して、議論を大きくした・・>

https://news.v.daum.net/v/20200701190234033

 

「強制徴用団体と慰安婦団体は仲が悪い」という話がいろいろありました。この前のイ・ヨンスと正義記憶連帯の和解もそうですが、今回の件もまた、『仲が悪いことなんでない。私たちの敵は日本だ』と示そうとしている・・そんな気もします。

リュ教授・・・HANADA寄稿文を韓国語版も同時公開するなど、本当に頑張りましたが・・やはりこんな結果になりました。

ここで、つい「やはり」と書いてしまうのは、なぜでしょう。

 

 

 

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